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エンディングノートを若者が書く4つの理由|若いうちに終活する魅力

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
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昨今、エンディングノートを書く若者が増えているといわれています。

いったいどういった理由で書いているのでしょうか。

この記事では、「若者がエンディングノートを書く理由」と「オリジナルのエンディングノートの作り方」を紹介します。

ご興味のある方は、この記事を参考にエンディングノート作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

注目】エンディングノート作成に際して、

遺産を適切に遺したい方へ

エンディングノートは、遺されたご家族に対して伝えたいことを自由に書き留めておくことが可能ですが、遺産を希望通りに遺すためには、法的に効果のある遺言書が必要です。

 

ご自身が亡くなられた後に家族間で不要なトラブルを起こさないためにも、遺言書に詳しい弁護士に相談してみましょう。

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若者がエンディングノートを書く理由

若者がエンディングノートを書くのは“終活”だけが理由ではありません。

この先の未来を見据えて書くエンディングノートだからこそ得られるメリットがあるのです。

用語解説
終活
終活とは、人生の最後に向けた準備や活動のことです。生前整理やエンディングノートは終活の1つです。
周りに迷惑をかけない終わらせ方だけでなく、残りの人生をよりよく過ごすための活動も含まれます。

もしものときに家族に迷惑をかけずに済むから

自分の身にいつ何が起こるかは誰にもわかりません。

人が亡くなったあとには葬儀の準備や相続財産についての手続き、携帯電話の解約手続きなど、さまざまなことをおこなう必要があります。

一人暮らしで普段親と連絡を取っていない方や単身赴任中でご家族と離れて暮らしている方であれば、電気やガス、インターネットなどの支払い方法、ID、パスワードがわかるようにしておくとよいでしょう。

思い出を振り返る・残すためにも使うことができるから

最近のエンディングノートは現在に至るまでの出来事を“自分史”といった形でまとめられるようになっています。

子どものころから大人になるまでにあったことを振り返りながら書いてみると、意外な発見があって面白いものです。

お子さんがいる方は子どもの写真を一緒にまとめると、成長記録のようにもなりますし、料理が得意な人はレシピを一緒にしておくと、いつか見直したときに面白いかもしれませんね。

FacebookやInstagramのようなSNSとは違った思い出の残し方ができるでしょう。

将来のことを見つめ直すきっかけになるから

過去を振り返りながらエンディングノートを書くことで、自身のことを改めて客観視することができるでしょう。

「あのとき、ああしておけばよかったな…」「昔はこんなことを思っていたんだな…」といった思いは誰にでもあるでしょう。

自身が現在までに歩んできた人生を知ることで、これからの人生の歩み方を考えるきっかけになるでしょう。

何事もなければ何十年と人生は続いていきます。

エンディングノートなら、いざというときの準備に加え、今後の人生設計を見直せるでしょう。

普段伝えるのが難しいメッセージを家族に残せるから

両親への感謝の気持ち」や「パートナーへの愛のメッセージ」は、普段照れくさくて上手く伝えられないものですよね。

そんな内容でも、ノートになら書きやすいのではないでしょうか。

急に大切な方が亡くなったとき、お別れをできなかった無念さや、よりどころとしていたものがなくなった喪失感など、残された家族の悲しみは計り知れません。

エンディングノートはそんな家族の心の支えになったり、悲しみを和らげたりしてくれることがあります。

それだけでも書く価値はあるのではないでしょうか。

若者におすすめ! オリジナルのエンディングノートの作り方

遺言書とは違い、エンディングノートには法的効力がありません

そのため、形式を気にせず自由に書くことができます。

エンディングノートを完成させるためには、楽しんで書くことが一番。

あなたらしい1冊を作りましょう。

便利なPC・スマホを使う

PCのExcelやスマホのアプリを使って書いても問題ありません。

PCとスマホなら動画や画像、音声なども一緒に保存可能です。

エンディングノートは時間の経過で書き直したい箇所も出てくるでしょう。

PCとスマホで作ったノートは修正も簡単です。

見た目が華やかになるように写真やイラストを用いる

今までに撮った写真がたくさんある方はエンディングノートに使ってみてはいかがでしょうか。

写真があると見た目が華やかになりますし、当時の出来事も鮮明に思い出せます。

また、色ペンを使ってカラフルに仕上げたり、イラストを書いてみたりするのも楽しいですね。

※参考画像

エンディングノート参考画像

引用元:未来に残すエンディングノート

まとめ

エンディングノートを若者が書く理由は、もしもの時のためだけではありません。

将来を見つめ直すきっかけにもなります。

人生設計に思い悩んでいる」「漠然と将来のことに不安や悩みがある」といった方は、一度エンディングノートを作ってみるとよいかもしれません。

注目】エンディングノート作成に際して、

遺産を適切に遺したい方へ

エンディングノートは、遺されたご家族に対して伝えたいことを自由に書き留めておくことが可能ですが、遺産を希望通りに遺すためには、法的に効果のある遺言書が必要です。

 

ご自身が亡くなられた後に家族間で不要なトラブルを起こさないためにも、遺言書に詳しい弁護士に相談してみましょう。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。
ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)編集部
編集部

本記事はベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。 ※本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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