昨今、エンディングノートを書く若者が増えているといわれています。
いったいどういった理由で書いているのでしょうか。
この記事では、「若者がエンディングノートを書く理由」と「オリジナルのエンディングノートの作り方」を紹介します。
ご興味のある方は、この記事を参考にエンディングノート作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
【注目】エンディングノート作成に際して、 遺産を適切に遺したい方へ |
エンディングノートは、遺されたご家族に対して伝えたいことを自由に書き留めておくことが可能ですが、遺産を希望通りに遺すためには、法的に効果のある遺言書が必要です。
ご自身が亡くなられた後に家族間で不要なトラブルを起こさないためにも、遺言書に詳しい弁護士に相談してみましょう。 |
若者がエンディングノートを書くのは“終活”だけが理由ではありません。
この先の未来を見据えて書くエンディングノートだからこそ得られるメリットがあるのです。
自分の身にいつ何が起こるかは誰にもわかりません。
人が亡くなったあとには葬儀の準備や相続財産についての手続き、携帯電話の解約手続きなど、さまざまなことをおこなう必要があります。
一人暮らしで普段親と連絡を取っていない方や単身赴任中でご家族と離れて暮らしている方であれば、電気やガス、インターネットなどの支払い方法、ID、パスワードがわかるようにしておくとよいでしょう。
最近のエンディングノートは現在に至るまでの出来事を“自分史”といった形でまとめられるようになっています。
子どものころから大人になるまでにあったことを振り返りながら書いてみると、意外な発見があって面白いものです。
お子さんがいる方は子どもの写真を一緒にまとめると、成長記録のようにもなりますし、料理が得意な人はレシピを一緒にしておくと、いつか見直したときに面白いかもしれませんね。
FacebookやInstagramのようなSNSとは違った思い出の残し方ができるでしょう。
過去を振り返りながらエンディングノートを書くことで、自身のことを改めて客観視することができるでしょう。
「あのとき、ああしておけばよかったな…」「昔はこんなことを思っていたんだな…」といった思いは誰にでもあるでしょう。
自身が現在までに歩んできた人生を知ることで、これからの人生の歩み方を考えるきっかけになるでしょう。
何事もなければ何十年と人生は続いていきます。
エンディングノートなら、いざというときの準備に加え、今後の人生設計を見直せるでしょう。
「両親への感謝の気持ち」や「パートナーへの愛のメッセージ」は、普段照れくさくて上手く伝えられないものですよね。
そんな内容でも、ノートになら書きやすいのではないでしょうか。
急に大切な方が亡くなったとき、お別れをできなかった無念さや、よりどころとしていたものがなくなった喪失感など、残された家族の悲しみは計り知れません。
エンディングノートはそんな家族の心の支えになったり、悲しみを和らげたりしてくれることがあります。
それだけでも書く価値はあるのではないでしょうか。
遺言書とは違い、エンディングノートには法的効力がありません。
そのため、形式を気にせず自由に書くことができます。
エンディングノートを完成させるためには、楽しんで書くことが一番。
あなたらしい1冊を作りましょう。
PCのExcelやスマホのアプリを使って書いても問題ありません。
PCとスマホなら動画や画像、音声なども一緒に保存可能です。
エンディングノートは時間の経過で書き直したい箇所も出てくるでしょう。
PCとスマホで作ったノートは修正も簡単です。
今までに撮った写真がたくさんある方はエンディングノートに使ってみてはいかがでしょうか。
写真があると見た目が華やかになりますし、当時の出来事も鮮明に思い出せます。
また、色ペンを使ってカラフルに仕上げたり、イラストを書いてみたりするのも楽しいですね。
※参考画像
引用元:未来に残すエンディングノート
エンディングノートを若者が書く理由は、もしもの時のためだけではありません。
将来を見つめ直すきっかけにもなります。
「人生設計に思い悩んでいる」「漠然と将来のことに不安や悩みがある」といった方は、一度エンディングノートを作ってみるとよいかもしれません。
【注目】エンディングノート作成に際して、 遺産を適切に遺したい方へ |
エンディングノートは、遺されたご家族に対して伝えたいことを自由に書き留めておくことが可能ですが、遺産を希望通りに遺すためには、法的に効果のある遺言書が必要です。
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