ベンナビ相続 > 相続コラム > 弁護士に法律相談 > 遺産相続を弁護士に無料相談する方法|メリットや注意点などを解説
更新日:

遺産相続を弁護士に無料相談する方法|メリットや注意点などを解説

遺産相続を弁護士に無料相談する方法|メリットや注意点などを解説
注目 相続に関する弁護士相談をご検討中の方へ
電話・メールOK
夜間・休日も対応
累計相談数
21万件超
相続が得意な
弁護士から探せる
相続問題が得意な
弁護士を探す
  • 「兄が遺産を独り占めしようとしている」
  • 「遺言書の内容に納得できない」
  • 「相続放棄の期限が迫っているが、どうしたらいいかわからない」

遺産相続では、相続人間の感情的な対立などに起因して、深刻なトラブルに発展することがよくあります。

また、期限厳守の複雑な法的手続きもあり、専門知識がないと思わぬ落とし穴にはまるリスクが高いです。

放置して取り返しのつかない事態に発展する前に、弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士に相談すれば相続手続きの見通しがわかるほか、協議・調停・審判・訴訟などを通じて、相続人としての権利を正しく主張できます。

弁護士の無料相談を利用して、円滑な相続手続きの完了・トラブルの解決を目指しましょう。

本記事では、遺産相続について弁護士に相談するメリット、無料相談窓口、相談時の注意点などを解説します。

【24時間・土日祝対応可】今すぐ弁護士に無料相談したい方はこちら!

遺産相続について、今すぐ弁護士に無料電話相談したいなら「ベンナビ相続」がおすすめです。

 

ベンナビ相続では、以下のような弁護士を地域ごとに探すことができ、自分にぴったりな弁護士が見つかるでしょう。

無料相談はもちろん、電話で相談が可能な弁護士も多数掲載していますので、まずはお気軽にご相談ください。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ相続で
遺産相続に強い弁護士を探す

遺産相続について弁護士に無料相談する方法

遺産相続について無料で弁護士に相談する主な方法は、以下のとおりです。

  • 【ベンナビ相続】で無料相談可能な弁護士事務所を見つける
  • 法テラスの無料相談を利用する
  • 自治体の法律相談会に参加する

ここからは、それぞれの窓口の違いや向いている人などを紹介します。

【ベンナビ相続】で無料相談可能な弁護士事務所を見つける

ベンナビ相続

初回無料相談可能!
ベンナビ相続はこちら!

相続問題は法律や家族関係が絡み、予期せぬトラブルに発展することも。複雑な問題を的確に解決するには、相続に強い弁護士のサポートが不可欠です。

結論、以下の項目に当てはまる方はベンナビ相続で弁護士に無料相談することをおすすめします。

法律事務所(弁護士事務所)で無料相談すべき人
  • 自分で相談する弁護士を選びたい
  • 相続を得意とする弁護士に相談したい
  • いろいろな弁護士に相談して、依頼先を決めたい

最近では、遺産相続について無料相談を実施している弁護士も増えています。

相談料が無料なのは初回のみとしているケースが多いですが、ベンナビ相続では何度でも相談無料(※①)、電話やオンラインでの相談が可能な弁護士を多数掲載しています。

相続手続きの全体像やトラブル解決の見通しなどを知りたい場合は、無料相談の範囲でもかなり具体的なアドバイスを受けられるでしょう。

またベンナビ相続では弁護士を地域・相談内容ごとに以下の条件で検索することができます。

  • 初回相談無料の弁護士
  • 土日祝相談可能な弁護士
  • 電話やメール、オンラインで相談可能な弁護士
  • 営業時間中の弁護士

初回相談無料の弁護士はもちろん、電話相談やメール相談、オンライン相談や休日相談に対応している弁護士も多数掲載されています。

複数の弁護士の無料相談を活用して、弁護士の能力やサービス内容、弁護士費用などを比較してみましょう。

※①:弁護士事務所ごとに異なります

【無料相談可能】遺産相続に強い弁護士ランキングTOP3

どこの弁護士事務所にしようか悩んでいる方は、以下の表から見つけることをおすすめします。

以下の表ではベンナビ相続に登録されている弁護士事務所を、問い合わせ件数が多い順にランキングにしています。

主要地域ごとのランキングも一目で見ることが出来るため、迷っている方は以下のランキング表を参考にしてみましょう。

【無料相談可能】遺産相続に強い弁護士TOP3

全国
東京
神奈川
千葉
埼玉
大阪
京都
兵庫
スクロールできます →
法律事務所名 ポイント 相談する 初回相談料 着手金 報酬金 営業時間 対応エリア
1位
弁護士法人東京新宿法律事務所
24時間メール問い合わせ受付
完全個室対応でゆったり○
詳細 > 無料
(時間制限なし)
要問い合わせ 要問い合わせ 平日・土日祝
07:00~22:00
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県
2位
虎ノ門法律経済事務所
弁護士登録から54年の豊富な経験を持ち、在籍弁護士は98名
他士業との連携で一貫したサポート
詳細 > 原則無料
※セカンドオピニオン、書面のリーガルチェック等は対象外
金22万~
(遺産分割・遺留分減殺交渉・調停
経済的利益の5~15% 平日:09:00~18:00
土曜:09:30~17:00
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
3位
賢誠総合法律経済事務所
相続放棄に特化した法律相談
全国対応○来所不要のオンライン対応も可能
詳細 > 無料
(30分)
6万6千円(税込)
(相続放棄の場合)
要問い合わせ 平日:09:30~22:00
土日:09:00~20:00
全国対応

1.ベンナビ相続に掲載中の弁護士事務所について、掲載枠ごとに2025年3月1日~2025年5月31日における合計問い合わせ数を集計・ランキング化

2.同一事務所で複数枠を掲載している場合は重複を排除し、事務所単位で問い合わせ数を集計

3.①②の条件で集計した事務所ごとの問い合わせ数の合計が多い順に20事務所を選定

スクロールできます →
法律事務所名 ポイント 相談する 初回相談料 着手金 報酬金 営業時間 対応エリア
1位
虎ノ門法律経済事務所
弁護士登録から54年の豊富な経験を持ち、在籍弁護士は98名
他士業との連携で一貫したサポート
詳細 > 原則無料
※セカンドオピニオン、書面のリーガルチェック等は対象外
(遺産分割・遺留分減殺交渉・調停)
金22万~
経済的利益の5~15% 平日:09:00~18:00
土曜:09:30~17:00
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
2位
弁護士法人ガーディアン法律事務所
国分寺・八王子・立川といった複数のオフィスを展開
2,000件以上の相続案件実績
詳細 > 無料(1時間) 要問い合わせ 要問い合わせ 連日 10:00~20:00 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県、長野県、静岡県
3位
弁護士法人東京新宿法律事務所
24時間メール問い合わせ受付
完全個室対応でゆったり○
詳細 > 無料
(時間制限なし)
要問い合わせ 要問い合わせ 平日・土日祝
07:00~22:00
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県

1.ベンナビ相続に掲載中の弁護士事務所について、掲載枠ごとに2025年3月1日~2025年5月31日における合計問い合わせ数を集計・ランキング化

2.同一事務所で複数枠を掲載している場合は重複を排除し、事務所単位で問い合わせ数を集計

3.①②の条件で集計した事務所ごとの問い合わせ数の合計が多い順に20事務所を選定

スクロールできます →
法律事務所名 ポイント 相談する 初回相談料 着手金 報酬金 営業時間 対応エリア
1位
【横浜支店】弁護士法人東京新宿法律事務所
24時間メール問い合わせ受付
完全個室対応でゆったり○
詳細 > 無料
(時間制限なし)
要問い合わせ 要問い合わせ 平日・土日祝
07:00~22:00
神奈川県、東京都、千葉県、埼玉県
2位
虎ノ門法律経済事務所
弁護士登録から54年の豊富な経験を持ち、在籍弁護士は98名
他士業との連携で一貫したサポート
詳細 > 原則無料
※セカンドオピニオン、書面のリーガルチェック等は対象外
(遺産分割・遺留分減殺交渉・調停)
金22万~
経済的利益の5~15% 平日:09:00~18:00
土曜:09:30~17:00
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
3位
弁護士法人ALG&Associates 横浜法律事務所
累計問い合わせ数14,000件越え。
経験豊富な弁護士が多数在籍
詳細 > 無料(30分)
(弁護士へのご相談は来所のみ)
要問い合わせ 要問い合わせ 平日:09:30~19:00
土日祝:09:00~18:00
東京、埼玉、茨城、群馬、栃木

1.ベンナビ相続に掲載中の弁護士事務所について、掲載枠ごとに2025年3月1日~2025年5月31日における合計問い合わせ数を集計・ランキング化

2.同一事務所で複数枠を掲載している場合は重複を排除し、事務所単位で問い合わせ数を集計

3.①②の条件で集計した事務所ごとの問い合わせ数の合計が多い順に20事務所を選定

スクロールできます →
法律事務所名 ポイント 相談する 初回相談料 着手金 報酬金 営業時間 対応エリア
1位
虎ノ門法律経済事務所
弁護士登録から54年の豊富な経験を持ち、在籍弁護士は98名
他士業との連携で一貫したサポート
詳細 > 原則無料
※セカンドオピニオン、書面のリーガルチェック等は対象外
(遺産分割・遺留分減殺交渉・調停)
金22万~
経済的利益の5~15% 平日:09:00~18:00
土曜:09:30~17:00
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県
2位
【千葉支店】弁護士法人東京新宿法律事務所
24時間メール問い合わせ受付
完全個室対応でゆったり○
詳細 > 無料
(時間制限なし)
要問い合わせ 要問い合わせ 平日・土日祝
07:00~22:00
千葉県、神奈川県、東京都、埼玉県
3位
西船橋総合法律事務所
年間100件以上の相談実績あり
JR西船橋駅南口から徒歩3分
詳細 > 無料
(30分~60分)
11万円~33万円 取得金額の6.6%~13.2%
(遺産分割の場合)
平日:10:00~20:00
土曜:10:00~15:00
千葉県、東京都、埼玉県、茨城県など

1.ベンナビ相続に掲載中の弁護士事務所について、掲載枠ごとに2025年3月1日~2025年5月31日における合計問い合わせ数を集計・ランキング化

2.同一事務所で複数枠を掲載している場合は重複を排除し、事務所単位で問い合わせ数を集計

3.①②の条件で集計した事務所ごとの問い合わせ数の合計が多い順に20事務所を選定

スクロールできます →
法律事務所名 ポイント 相談する 初回相談料 着手金 報酬金 営業時間 対応エリア
1位
弁護士法人東京新宿法律事務所
24時間メール問い合わせ受付
完全個室対応でゆったり○
詳細 > 無料
(時間制限なし)
要問い合わせ 要問い合わせ 平日・土日祝
07:00~22:00
埼玉県、神奈川県、東京都、千葉県
2位
弁護士法人KTG 浦和法律事務所
司法書士や税理士と連携したワンストップサービス
平日夜間・休日も事前予約で対応可能
詳細 > 無料(30分) 22万円~
(遺産分割交渉の場合)
22万円~
(遺産分割交渉の場合)
連日:09:00〜21:00 埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、群馬県、栃木県、茨城県
3位
弁護士 林 理純
休日の相談も事前予約により可能
平日・土日祝日問わず朝9時から夜18時まで対応
詳細 > 無料(60分) 要問い合わせ 要問い合わせ 平日・土・日・祝日:09:00〜18:00 全国

1.ベンナビ相続に掲載中の弁護士事務所について、掲載枠ごとに2025年3月1日~2025年5月31日における合計問い合わせ数を集計・ランキング化

2.同一事務所で複数枠を掲載している場合は重複を排除し、事務所単位で問い合わせ数を集計

3.①②の条件で集計した事務所ごとの問い合わせ数の合計が多い順に20事務所を選定

スクロールできます →
法律事務所名 ポイント 相談する 初回相談料 着手金 報酬金 営業時間 対応エリア
1位
葛城法律事務所
初回相談は無料、朝7時から夜23時まで
公正証書遺言の作成から執行まで一貫したサポート
詳細 > 無料 11万円~ 得られた獲得金額に対して11~17.6%
(事案の難易度によって変動あり)
連日:07:00~23:00 大阪府、奈良県、京都府、兵庫県、滋賀県、和歌山県
2位
堺中央法律事務所
連日朝8時から夜22時45分までの長時間営業
堺市役所や裁判所近くの好立地
詳細 > 5,500円(30分) 要問い合わせ 要問い合わせ 連日:08:00〜22:45 大阪府、奈良県、京都府、兵庫県、滋賀県、和歌山県
3位
あわざ総合法律事務所
駅から徒歩0分の好アクセス
分割払い・法テラス対応可能で費用面の不安を軽減
詳細 > 無料(30分) 16万5000円~
 (交渉)
要問い合わせ 連日:09:00〜20:00 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県

1.ベンナビ相続に掲載中の弁護士事務所について、掲載枠ごとに2025年3月1日~2025年5月31日における合計問い合わせ数を集計・ランキング化

2.同一事務所で複数枠を掲載している場合は重複を排除し、事務所単位で問い合わせ数を集計

3.①②の条件で集計した事務所ごとの問い合わせ数の合計が多い順に20事務所を選定

スクロールできます →
法律事務所名 ポイント 相談する 初回相談料 着手金 報酬金 営業時間 対応エリア
1位
富士パートナーズ法律事務所
初回相談に限りリモート対応も可能
複雑な相続問題に強い10名の弁護士在籍
詳細 > 無料(30分) 要問い合わせ 要問い合わせ 平日:9:00〜18:00 全国対応
2位
京都楓法律事務所
全国対応可能、どこからでも相談可能
年間100件以上の相談実績
詳細 > 無料(30分) 要問い合わせ 要問い合わせ 平日:09:30〜19:30 全国対応
3位
山村忠夫法律事務所
初回相談60分無料
柔軟な料金設定
詳細 > 無料 30万円+税~ 経済的利益の10%+税
(最低金額は30万円+税)
平日:09:00〜19:00
土曜:09:00〜17:00
京都,大阪,滋賀, 奈良

1.ベンナビ相続に掲載中の弁護士事務所について、掲載枠ごとに2025年3月1日~2025年5月31日における合計問い合わせ数を集計・ランキング化

2.同一事務所で複数枠を掲載している場合は重複を排除し、事務所単位で問い合わせ数を集計

3.①②の条件で集計した事務所ごとの問い合わせ数の合計が多い順に20事務所を選定

スクロールできます →
法律事務所名 ポイント 相談する 初回相談料 着手金 報酬金 営業時間 対応エリア
1位
弁護士法人オールニーズ法律事務所 神戸オフィス
相続トラブルに関する豊富な解決実績
費用体系が明確
詳細 > 無料 22万円
(遺産分割交渉の場合)
実際に回収することができた金額から11% 連日:09:00〜21:30 全国対応
2位
西宮駅前法律事務所
遺産分割、遺留分、相続放棄に特化
依頼者一人一人の希望に合わせた柔軟な対応
詳細 > 無料 要問い合わせ 要問い合わせ 平日:09:30〜17:30 兵庫県、大阪府
3位
いちはら法律事務所
遺産分割や遺留分、財産の使い込み問題に強み
西宮北口駅から徒歩4分の好立地
詳細 > 無料(60分) 要問い合わせ 要問い合わせ 平日:09:00〜19:00 兵庫県、大阪府、京都府

1.ベンナビ相続に掲載中の弁護士事務所について、掲載枠ごとに2025年3月1日~2025年5月31日における合計問い合わせ数を集計・ランキング化

2.同一事務所で複数枠を掲載している場合は重複を排除し、事務所単位で問い合わせ数を集計

3.①②の条件で集計した事務所ごとの問い合わせ数の合計が多い順に20事務所を選定

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ相続で
遺産相続に強い弁護士を探す

法テラスの無料相談を利用する

法テラスで無料相談すべき人
  • 弁護士への相談・依頼にあまりお金をかけられない
  • 自分に合う弁護士を紹介してほしい

弁護士の無料相談を利用したい方は、「法テラス(日本司法支援センター)」に相談することも検討しましょう。

法テラスは、弁護士・司法書士と市民の距離を近づけるために設置された公的機関です。

経済状況が厳しい方に向けて、無料法律相談や弁護士費用の立替払いを実施しています。

遺産相続について弁護士に依頼したいものの、弁護士に支払う着手金などの依頼費用が準備できない場合は、法テラス経由で弁護士に依頼するのがおすすめです。

収入・資産について一定の利用条件を満たせば、弁護士費用の一時立替払い制度を利用できます。

なお弁護士費用の一時立替払い制度は、先に弁護士に相談してから弁護士経由で法テラスの利用を申し込んだ場合にも利用可能です。

たとえば、「ベンナビ相続」で弁護士を探したあと、その弁護士を経由して法テラスの一時立替払い制度の利用を申し込むといった方法が考えられます。

ただし、法テラスを利用できるのは法テラスの契約弁護士に依頼する場合のみで、詳しくは「法テラス」を確認してください。

法テラスと契約しているかどうかについては、相談先の弁護士へ個別に確認してください。

【関連記事】法テラスは本当に無料?無料相談できる条件を解説

自治体の法律相談会に参加する

自治体の法律相談会で無料相談すべき人
  • 相続全般についてざっくばらんに相談したい
  • 気軽に相談できるところがいい
  • 自分に合った弁護士を紹介してほしい

市役所や区役所などの各市区町村役場では、定期的または不定期に法律相談会を実施していることがあります。

1枠あたり20分~30分程度の法律相談を、市民であれば誰でも利用できる場合が多いです。

相談した弁護士が信頼できれば、そのまま遺産相続の対応を依頼することもできます。

弁護士に相談する際の入り口として有効活用できるので、関心のある方は市区町村役場の窓口で申し込みましょう。

【関連記事】相続相談は市役所でもできる?相談できる内容やデメリットを解説

遺産相続について弁護士に相談するメリット

遺産相続の進め方について不安がある場合や、すでに相続トラブルが発生している場合には、弁護士への相談をおすすめします。

遺産相続について弁護士に相談することの主なメリットは、以下のとおりです。

遺産相続を弁護士に無料相談するメリット
  • 相続手続きの見通しがわかる
  • 相続人としての権利を正しく主張できる
  • 遺産分割協議の調整をおこなってもらえる
  • 相続トラブルの解決をサポートしてもらえる
  • 調停・審判・裁判などの手続きを一任できる
  • 隣接士業の紹介を受けられる
  • 遺産分割協議書や遺言書作成などを依頼できる

相続手続きの見通しがわかる

相続手続きをおこなう機会は、一生の中でも多くはありません。

そのため多くの方が、「何から手を付けるべきかわからない」と不安を感じています。

弁護士に相談すれば、相続手続きがどのような流れで進んでいくのか、手続きの内容や必要書類、スケジュールなどを事案ごとにわかりやすく説明してもらえます。

また、相続トラブルが発生している場合には、法的な観点から予想される着地点についてもアドバイスを受けられます。

相続争いの解決の見通しがわかれば、精神的な安心にも繋がるでしょう。

相続人としての権利を正しく主張できる

遺産分割についてほかの相続人と揉めてしまった場合や、遺言書で偏った相続分が指定された場合などには、相続人としての権利をいかにして実現するかがポイントとなります。

相続人として権利を主張すべきポイントには、特別受益寄与分遺留分などがありますが、弁護士ならそれらの主張を法的な根拠に基づいておこない、相続人として適切な取り分の確保を実現するためにサポートしてくれます。

用語解説
特別受益
ほかの相続人が被相続人から生前贈与を受けた場合、遺産分割において贈与額を「特別受益」として考慮すべき旨を主張することで、自身の相続分を増やせる可能性があります(民法903条)。
 
寄与分
被相続人の事業への協力や介護などにより、相続財産の維持・増加に貢献した相続人は、「寄与分」を主張することで相続分を増やせる可能性があります(民法904条の2)。
 
遺留分
兄弟姉妹以外の相続人には、相続できる遺産の最低保障額である「遺留分」が認められています(民法1042条)。
遺言書や生前贈与の結果、遺留分を下回る財産しか取得できなかった場合は、財産を多く取得した者に対して「遺留分侵害額請求」をおこない金銭の支払いを求めることができます(民法1046条)。

遺産分割協議の調整をおこなってもらえる

遺産分割協議をおこなう際には、全ての相続財産を把握したうえで、法定相続人同士で意見調整をおこなわなければなりません。

相続財産の把握漏れがあるとトラブルに繋がりますし、相続人同士の意見が対立してしまうことも想定されます。

初期段階から弁護士に依頼すれば、相続人調査や相続財産調査を進めてくれて、かつ相続人間の調整役も担ってもらえます。

弁護士への依頼により、相続トラブルを未然に防ぎつつ、円滑に相続手続きを完了できる可能性が高まります。

相続トラブルの解決をサポートしてもらえる

相続人間でトラブルが発生した場合、本人同士で話し合って解決するのは困難です。

感情的な対立が生じ、話し合いが全く進まないこともよくあります。

弁護士に依頼すれば、相続トラブルを解決するため、法的な論点を整理したうえで的確に対応してもらえます。

弁護士を通じて建設的に話し合うことで、紛争解決が着実に近づきます。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ相続で
遺産相続に強い弁護士を探す

調停・審判・訴訟などの手続きを一任できる

遺産分割や遺留分侵害額請求に関する協議が困難となり、法的手続きが必要になった場合にも、弁護士に依頼すればスムーズに対応してもらえます。

遺産分割調停審判や、遺留分侵害額請求調停・訴訟など、煩雑な法的手続きへの対応も弁護士に一任できます。

弁護士への依頼により、大幅に労力とストレスを軽減しつつ、適切な形で相続問題を解決できる可能性が高まります。

隣接士業の紹介を受けられる

多くの弁護士は、税理士や司法書士などの隣接士業と連携して、相続の対応にあたっています。

相続税申告や非課税枠などの税金に関することは税理士、不動産相続での相続登記については司法書士の紹介を受けることができ、ワンストップで相続手続きをサポートしてもらえる場合があります。

相続について誰に相談すればよいか判断できない場合は、とりあえず弁護士に相談してみるのがよいでしょう。

相続トラブルを含めて幅広く対応してもらえるうえ、必要に応じて隣接士業の紹介も受けられるので大変便利です。

遺産相続について依頼する場合の弁護士費用

遺産相続について弁護士に依頼する場合、主に以下の弁護士費用がかかります。

正式に依頼する前に、必ず相談予約をして弁護士費用の見積もりを確認し、内訳や計算方法について不明な点を解消しておきましょう。

遺産相続問題を弁護士に依頼するときにかかる費用
  • 着手金
  • 報酬金
  • 日当
  • 実費

各弁護士費用について、「日本弁護士連合会弁護士報酬基準(現在は廃止済み)」を参考にした目安を紹介します。

具体的な費用や計算方法は依頼内容や弁護士によって異なるので、相談先の弁護士へ個別に質問してください。

【関連記事】遺産相続の弁護士費用の相場は?誰が払うの?払えない場合の対処法も紹介

着手金|依頼時に支払う

着手金は、正式に弁護士へ依頼した際に支払う弁護士費用です。

原則として一括払いですが、相談すれば分割払いを認めてもらえることもあります。

遺産相続事件の着手金額の相場

経済的利益の額が300万円以下の場合

経済的利益の額の8.8%

300万円を超え3,000万円以下の場合

経済的利益の額の5.5%+9万9,000円

3,000万円を超え3億円以下の場合

経済的利益の額の3.3%+75万円9,000円

3億円を超える場合

経済的利益の額の2.2%+405万9,000円

※上記は税込額
※着手金の最低額は11万円
※経済的利益の額は、請求額(請求された額)の時価相当額。ただし遺産分割の場合、争いのない部分については相続分の時価の3分の1

報酬金|案件終了時に支払う

報酬金は、弁護士による案件処理の終了時に支払う弁護士費用です。

請求によって何らかの財産を獲得できた場合や、相手方の請求額に比べて支払額が減額された場合に限って発生します。

遺産相続事件の報酬金額の相場

経済的利益の額が300万円以下の場合

経済的利益の額の17.6%

300万円を超え3,000万円以下の場合

経済的利益の額の11%+19万8,000円

3,000万円を超え3億円以下の場合

経済的利益の額の6.6%+151万円8,000円

3億円を超える場合

経済的利益の額の4.4%+811万8,000円

※上記は税込額
※経済的利益の額は、獲得額(支払額の減額分)の時価相当額。ただし遺産分割の場合、争いのない部分については相続分の時価の3分の1

日当|出張時に発生する

日当は、弁護士が出張した際に発生する弁護士費用です。

遺産相続事件では、たとえば相続人の自宅で実施する遺産分割協議に弁護士が同席する場合や、調停・審判・訴訟の各手続きに弁護士が出席する場合などに日当が発生します。

遺産相続事件の日当額の相場

半日(往復2時間超4時間以内)

3万3,000円以上5万5,000円以下

一日(往復4時間超)

5万5,000円以上11万円以下

実費|調停・訴訟費用など

弁護士が案件処理の過程で費用を支出した場合、実費相当額が依頼者負担となります。

遺産相続事件において、一般的に実費として扱われるものには以下のようなものがあります。

  • 郵送費
  • 印刷費
  • 公的書類の取得費
  • 弁護士の交通費
  • 遺産分割協議書を公正証書化する際の公証人手数料
  • 調停申立ての費用
  • 訴訟費用 など

遺産相続で弁護士に相談しなかった場合に起こりうるトラブル

遺産分割においては、特に以下のポイントについてトラブルになることがよくあります。

弁護士のサポートを受けながら、できるかぎり円満に、適切な条件で問題を解決できるように努めましょう。

  • 特別受益
  • 寄与分
  • 遺留分侵害
  • 遺言執行
  • 不動産の分割方法

特別受益

「特別受益」とは、相続人が被相続人から特別に受けた遺贈・贈与のことです。

具体的には、以下の遺贈・贈与が特別受益にあたります(民法903条1項)。

  • 相続人が受けた遺贈
  • 相続人が受けた以下のいずれかにあたる贈与
    • 婚姻のための贈与
    • 養子縁組のための贈与
    • 生計の資本としての贈与

特別受益の金額は、「持ち戻し計算」によって相続分を算定する際に考慮されます。

詳細な計算方法は省略しますが、特別受益のある相続人の相続分は減る反面、ほかの相続人の相続分が増えることになります。

特別受益の有無や金額は、相続分に直接影響するため、相続人間でトラブルに発展するケースが非常に多くなっています。

寄与分

「寄与分」は、相続財産の維持・増加について特別の寄与をした相続人に認められるものです(民法904条の2)。

寄与分が認められるのは、たとえば被相続人の事業に協力した相続人や、介護をおこなった相続人などです。

寄与分が認められる相続人の相続分は増え、そのほかの相続人の相続分は減ります。

特別受益と同じく、寄与分も相続分に直接影響するため、相続人間で揉めるケースが多いポイントの一つです。

遺留分侵害

兄弟姉妹以外の相続人には、相続できる遺産の最低保障額である「遺留分」が認められています(民法1042条)。

遺言書や生前贈与によって偏った遺産の配分がなされると、一部の相続人は遺留分未満の相続財産しか取得できないことがあります。

この状態を「遺留分侵害」といいます。

遺留分侵害を受けた相続人は、相続財産を多く取得した者に対して「遺留分侵害額請求」をおこない、金銭の支払いを受けることができます(民法1046条)。

しかし、遺留分額は生前贈与の時期や遺産の評価方法によって変動し得るため、相続人間で激しい争いに発展することも少なくありません。

遺言執行

被相続人は、遺言書の中で遺言執行者を指定することが認められています(民法1006条1項)。

遺言執行者が就任を承諾した場合、遺言内容に従って遺産の移転・名義変更などの手続きをおこないます。

遺言執行者は、民法のルールに従って職務をおこなわなければなりません。

弁護士などの専門家が遺言執行者になる場合は問題ありませんが、相続人その他の親族が遺言執行者に就任する場合には、どのように職務をおこなってよいか戸惑ってしまうケースも多いでしょう。

また、遺言執行について配偶者などの相続人からクレームを受け、対処に困ってしまうケースもよくあります。

自力で円滑に遺言執行をおこなうのが難しい場合は、弁護士を代理人に選任して、代わりに遺言執行の職務をおこなってもらうのがよいでしょう(民法1016条1項)。

不動産の分割方法

遺産分割をおこなうにあたって、相続人同士で意見が対立しやすいのが、不動産の分割方法です。

不動産の分割方法には、共有のままにしておく共有分割を除くと、以下のような「現物分割」「代償分割」「換価分割」の3種類があります。

現物分割

現物分割とは、不動産を物理的に分割する方法です。

建物の現物分割はほとんどの場合に不可能ですが、土地は分筆によって現物分割をすることができます

複数の相続人が土地を欲しがっている場合に適した分割方法ですが、土地が細分化され過ぎると、使い勝手が悪くなってしまうというデメリットがあります。

代償分割

代償分割とは、一部の相続人が不動産を取得する代わりに、ほかの相続人に対して代償金を支払う分割方法です。

1人の相続人が不動産を欲しがり、ほかの相続人は金銭での精算に納得している場合には、代償分割が適しています。

ただし、不動産が高額の場合には、代償金を準備するのが大変になることがあります。

換価分割

換価分割とは、不動産を売却したうえで代金を分割する方法です。

1円単位で公平に分割できるメリットがありますが、不動産そのものは手放すことになるため、愛着のある不動産を残しておきたい場合には不向きです。

不動産は一般的に高額資産であり、分割方法も複数存在するため、相続人間で意見が対立しやすい傾向にあります。

話し合いによる解決が難しければ、弁護士に依頼して遺産分割調停・審判の手続きを利用しましょう。

遺産相続について弁護士に無料相談する際の注意点

弁護士との無料相談では「60分まで」などと相談時間が限られているため、できるだけ相談時間を有効活用するためにも事前に資料を準備したりしておく必要があります。

遺産分割について弁護士に相談する際には、以下の各点を念頭に置いておきましょう。

  • 相続(親族)関係をメモしておく
  • 把握している遺産の種類・金額をリストアップする
  • 遺産分割協議の状況などを説明できるように準備する
  • 希望する解決内容を考えておく
  • 弁護士費用の見積もりを提示してもらう
  • 複数の弁護士を比較する

相続(親族)関係をメモしておく

相続に際しては、だれが相続人となるのかや、その相続する割合が、親族関係により法律で決まっています。

そのため、親族関係や死亡日の前後を簡単にメモしておくと、弁護士も相続関係を把握しやすく、スムーズに相談ができます。

把握している遺産の種類・金額をリストアップする

弁護士から遺産分割について具体的なアドバイスを受けるには、どのような遺産が存在するのかを正確に伝える必要があります。

少なくとも主要な遺産については、種類や金額などをリスト化して、弁護士に説明できるようにしておくのがよいでしょう。

ただし、ほかの相続人が遺産を管理しているなど、遺産の把握が難しいケースもあります。

その場合は弁護士に状況を伝えて、遺産の調査から依頼すれば大丈夫です。

遺産分割協議の状況などを説明できるように準備する

弁護士に相談する前に、先行して遺産分割協議をおこなっている場合には、その状況について弁護士に説明する必要があります

弁護士が介入するとしても、従前の経緯を踏まえて調整をおこなったほうが、スムーズに遺産分割の合意を得られる可能性が高まるからです。

弁護士に相談する際には、以下のことをまとめておきましょう。

  • 誰がどの遺産を欲しがっているのか、その理由は何なのか
  • どの論点について対立が発生しているのか

希望する解決内容を考えておく

弁護士が遺産分割のサポートをおこなう目的は、遺産分割を円滑に完了することに加えて、依頼者が希望する形での解決を実現することにもあります。

遺産分割について弁護士に相談する際には、自身が望む解決の内容を明確にしておきましょう。

そうすれば、希望を実現するための具体的な方法についてアドバイスを受けられます。

「できるだけ多くの遺産を獲得するために徹底的に争いたい」のか「円満解決を重視してトラブルなく手続きを終えたい」のか、大きな方針だけでも自身で決めておくとよいでしょう。

弁護士と相談する中で希望内容が明確になる部分もありますが、大まかな方針は事前に決めておくと、弁護士から効果的なアドバイスを受けやすくなります。

弁護士費用の見積もりを提示してもらう

遺産相続についての弁護士費用は、依頼先の弁護士によって異なります。

そのため、正式に依頼する前に弁護士費用を確認することが非常に大切です。

依頼時に説明を受けていなかった費用を後々請求され、弁護士との間でトラブルになってしまう例もあります。

弁護士費用については疑義を残さないように、依頼前の段階で明確な見積もりを提示してもらい、委任契約書を作成してもらいましょう。

複数の弁護士を比較する

弁護士費用に加えて、得意分野や相談者との相性なども、弁護士によって千差万別です。

相続問題を円滑に解決するためには、自分が信頼できる弁護士に対応を依頼するべきでしょう。

そのためには、複数の弁護士の相談を利用して、自身に合った弁護士を探すことをおすすめします。

遺産相続について、無料相談を実施している弁護士はたくさんいます。

住んでいる近くの弁護士を検索するなどして、いくつかの法律事務所に足を運んでみましょう。

さいごに|遺産相続の悩みは早めに弁護士に相談を

親族同士で遺産を巡る争いが発生すると、当事者の方にとっては時間・労力・ストレスの面で大きな負担となってしまいます。

弁護士に相談・依頼すれば、遺産分割協議の調整や調停・審判・訴訟などの法的手続きを通じて、相続トラブルを早期に解決できるようにサポートしてもらえます。

ほかの相続人から圧力を受けたり、遺言書によって不遇な扱いを受けたりした場合には、相続人としての権利を守るためにさまざまな対応を依頼できます。

相続人間の話し合いが進まない場合には、弁護士にアドバイスを求めることがトラブル解決への近道です。

遺産相続に関するトラブル・悩み・不明点を抱えている場合には、弁護士の無料相談を利用してみてください。

相続問題を今すぐ弁護士に無料相談できる!

ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)」では、相続問題を得意とする弁護士に今すぐ無料相談することができます。

 

電話相談・オンライン相談・夜間休日相談など、あなたのライフスタイルに合わせて弁護士を探せるので、依頼するか決めていなくても、まずは無料相談を利用してみましょう。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ相続で
遺産相続に強い弁護士を探す
この記事をシェアする
この記事の監修者
弁護士法人神楽坂総合法律事務所
代表 寺田 弘晃 (東京弁護士会)
【注力】相続、不動産、法務(事業承継・労務・債権回収・リーガルチェック等)、顧問、離婚**不動産案件に強み**相談者様への丁寧なヒアリングにより、課題を明確にした的確な説明・提案で多くの好評を得ている
ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)編集部
編集部

本記事はベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。 ※本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

弁護士に法律相談に関する人気コラム

弁護士に法律相談に関する新着コラム

相談内容から弁護士を探す
相談員

相談内容を選択してください

金アイコン
もらえる慰謝料を増額したい方
弁護士の方はこちら
損をしない相続は弁護士にご相談を|本来もらえる相続対策も、弁護士が適正に判断|あなたの状況に合った損をしない解決方法を、遺産相続に強い弁護士がアドバイスいたします。