東京には相続に関する無料相談窓口がいくつもあるので、相続トラブルなどの悩みや、相続手続きの不明点などを気軽に相談できます。
しかし、無料相談窓口の利用が初めての方は、以下のような疑問や不安もあることでしょう。
本記事では、東京で相続の無料相談ができる窓口や、各相談窓口の特徴などをわかりやすく解説していますので、相続の悩みがある方はぜひ参考にしてください。
東京で相続の悩みがある方は、法テラスや弁護士会、市区町村役場などの無料相談を利用してみましょう。
法テラスは法務省所管の法律相談窓口になっており、各都道府県に1ヵ所以上の地方事務所が設置されています。
以下の要件を満たすと民事法律扶助制度を利用できるので、30分×3回までの無料相談と弁護士費用の立替払いに応じてくれます。
東京都内の法テラスは以下のとおりですが、自分では弁護士を選べません。
担当弁護士の得意分野が異なる、または相性が合わない可能性もあるので注意してください。
相談できる内容 | 法律事務所などの案内 |
---|---|
電話番号 | 0570-078301 |
営業時間 | 祝日を除く平日の9時~17時 |
住所・アクセス |
新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル13F ・JR「新宿駅」西口から徒歩8分 ・地下鉄丸ノ内線「新宿駅」A12出口から徒歩10分 ・地下鉄大江戸線「都庁前駅」B1出口から徒歩3分 |
公式サイト | 法テラス東京 |
相談できる内容 | 法律事務所などの案内 |
---|---|
電話番号 | 0570-078304 |
営業時間 | 祝日を除く平日の9時~17時 |
住所・アクセス |
台東区上野2-7-13 ヒューリック・損保ジャパン上野共同ビル6F ・JR「上野」駅広小路口から徒歩4分 ・地下鉄銀座線「上野広小路」駅から徒歩1分 ・地下鉄日比谷線「上野」駅から徒歩4分 |
公式サイト | 法テラス上野 |
相談できる内容 | 法律事務所などの案内 |
---|---|
電話番号 | 0570-078305 |
営業時間 | 祝日を除く平日の9時~17時 |
住所・アクセス |
立川市曙町2-8-18 東京建物ファーレ立川ビル5F ・JR「立川」駅北口から徒歩4分 ・多摩モノレール「立川北」駅から徒歩3分 |
公式サイト | 法テラス多摩 |
相談できる内容 | 法律事務所などの案内 |
---|---|
電話番号 | 0570-078307 |
営業時間 | 祝日を除く平日の9時~17時 |
住所・アクセス |
八王子市明神町4-7-14 八王子ONビル4F ・JR「八王子」駅北口から徒歩5分 ・京王線「京王八王子」駅から徒歩1分 |
公式サイト | 法テラス八王子 |
東京弁護士会では電話の無料相談に対応しており、以下の電話番号で相続の相談も受け付けています。
電話の受付けは都内のみとなり、相談時間も短いので、弁護士との面談予約として利用したほうがよいでしょう。
ただし、直接面談は有料なので、30分5,500円の相談料がかかります。
また、成年後見制度が必要な高齢者や障がい者の方については、以下の日程で有料相談を受け付けています。
電話番号 | 03-3581-9110 |
---|---|
受付時間 | 平日の10時~12時、13時~16時 |
直接面談の料金 |
30分:5,500円 ※出張相談 ・1時間程度:1万1,000円 ・2時間以上半日以内:3万3,000円 |
住所・アクセス |
東京都千代田区霞が関1-1-3 東京弁護士会6階 東京弁護士会 ※地下鉄丸の内線・日比谷線・千代田線:霞が関駅から ・B1-b出口より直通 ・A1出口より徒歩2分 ・C1出口より徒歩3分 ※地下鉄有楽町線:桜田門駅から ・5番出口より徒歩5分 ※地下鉄三田線:日比谷駅から ・日比谷公園を通り徒歩8分 ※JR山手線または京浜東北線:有楽町駅から ・日比谷口よりお堀沿い徒歩10分 |
誰も住む予定がない空き家を相続する場合、管理や維持コストの問題が発生します。
困ったときは東京弁護士会の空き家相談窓口を利用できるので活用してみてください。
相談日時などは以下のようになっており、初回の相談は30分まで無料です。
電話番号 | 03-3595-9100 |
---|---|
受付時間 | 平日の10時~16時まで |
相談料 | 30分以内は無料、その後は30分あたり5,500円 |
相談方法 | 電話相談または指定された法律事務所での直接面談 |
対象者 | 都内に在住している方、または都内に空き家がある方 |
東京司法書士会は相続登記などの無料相談に対応しているので、不動産相続の困りごとがある方は、以下の相談センターを利用してみましょう。
相談場所 | 住所 | 電話番号 | 相談開催日 |
---|---|---|---|
東京司法書士会総合相談センター・四谷 | 東京都新宿区四谷本塩町4-37 司法書士会館 2階 | 03-3353-9205 | 毎週月~金曜日:14時~15時40分 |
三多摩相続相談センター・立川 | 東京都立川市曙町2-34-13 | 042-548-3933 |
毎週水曜日:17時~20時 毎週土曜日:13時~15時40分 |
無料相談は予約制になっており、1人40分まで無料相談できます。
ただし、相談回数は1年に3回までとなっているので注意してください。
東京行政書士会は都内23区で常設無料相談会をおこなっており、主に区役所庁舎や公共施設内で相続や遺言書に関する相談を受け付けています。
予約の有無や相談日時などは区ごとに異なるので、詳細は東京行政書士会の公式ホームページで確認してください。
紛争解決や相続登記、相続税などの相談はできませんが、相続に関する一般的な質問がある方は、行政書士に直接問い合わせてみましょう。
東京都内の各市区町村では弁護士や司法書士、税理士などの無料相談会を実施しています。
以下は港区の例ですが、相談方法が柔軟になっており、自宅からでも相続関係の無料相談を利用できます。
相談場所 | 東京都港区芝公園1-5-25 港区役所庁舎内 |
---|---|
相談日時 |
毎週月・金曜日の13時~16時 毎週水曜日の13時~16時および17時~19時 ※休祝日、12月28日~1月4日を除く |
予約の電話番号 |
相談日当日午前10時まで:03-5472-3710 相談日当日午前10時以降:03-3578-2054 |
相談方法 |
対面、電話、オンライン ※オンラインはMicrosoft Teamsを使用 |
相談時間 | 25分まで |
対象者 | 区内在住・在勤・在学者 |
相談回数は4月1日から翌年3月31日の一年度内に3回までとなっており、キャンセル連絡がなかったときも1回分がカウントされるので注意してください。
なお、他の自治体については、「市区町村名+無料相談」でネット検索し、自治体ホームページを確認してみましょう。
相続登記の手続きに不明点があるときは、東京法務局の登記手続案内を無料で利用できます。
相談日時などは以下のようになっているので、登記申請書の書き方がわからない方は利用してみましょう。
相談場所 | 東京都千代田区九段南1-1-15 |
---|---|
相談日時 | 平日の8時30分~17時まで |
予約の電話番号 | 03-5318-0261 |
相談方法 |
対面・電話・オンライン ※オンラインはCisco Webex Meetingsを利用 |
相談時間 | 20分まで |
対象者 | 登記申請者本人、または代理人の司法書士・弁護士・土地家屋調査士 |
なお、登記申請に関する一般的な質問には応じてもらえますが、相続登記の確実な完了を担保するものではありません。
不動産の権利関係が複雑なケースや、登記対象の不動産が多いときは、司法書士に直接相談したほうがよいでしょう。
東京都内の各税務署では、無料で相続税などの税務相談に対応しています。
相続税申告の期限日など、一般的かつ手短な質問は電話相談をおすすめしますが、複雑な相談は税務署窓口を利用したほうがよいでしょう。
窓口の相談は予約が必要なので、あらかじめ住所地を管轄する税務署に連絡してください。
また、各税務署では以下のような無料相談に応じてくれます。
ただし、税務署には国税の相談しかできないので、被相続人に課税された固定資産税や住民税など、地方税については役場や東京都主税局が相談先になります。
相続税や贈与税に関する相談はすべて対応してもらえますが、節税対策のアドバイスは受けられないので注意しておきましょう。
東京で相続の専門家に無料相談したいときは、以下の表を参考にしてください。
相談できる内容 | 弁護士 | 司法書士 | 行政書士 | 税理士 |
---|---|---|---|---|
遺言書の作成 | ○ | △ | △ | △ |
遺言書の検認申し立て | ○ | △ | × | × |
相続人の調査 | ○ | ○ | ○ | ○ |
相続財産の調査 | ○ | ○ | ○ | ○ |
遺産分割協議書の作成 | ○ | △ | ○ | △ |
不動産の相続登記 | △ | ○ | × | × |
相続放棄の申述 | ○ | △ | × | × |
相続税申告 | △ | × | × | ○ |
預貯金解約や株式の名義変更 | ○ | ○ | ○ | △ |
自動車の名義変更 | × | × | ○ | × |
相続争いの解決 | ○ | △ | × | × |
「○」の場合は問題なく相談できますが、「×」は得意分野が異なるため、有料・無料を問わず相談を受け付けてもらえません。
「△」は条件次第になるので、遺言書の例では以下のような違いがあります。
これらの詳細を、以下の項目で士業ごとに解説していきます。
初回のみ無料相談できるケースが多いので、相続の悩みがあるときは早めに連絡してください。
東京で相続トラブルに困っている方は、まず弁護士に相談してみましょう。
紛争解決の対応は弁護士しか認められていないため、司法書士や税理士、行政書士には相談できません。
以下のようなトラブルは当事者間の解決が難しく、長期化する確率も高いので、弁護士にサポートしてもらうことをおすすめします。
遺産の勝手な使い込みがあった場合、返還請求する側が使い込みを立証しなくてはなりませんが、時間の経過とともに証拠の確保が難しくなります。
遺産分割協議が難航すると相続手続きも進められないので、弁護士に相談するタイミングは少しでも早いほうがよいでしょう。
相続登記は司法書士の独占業務になっているので、東京で不動産相続に困ったときは相談してください。
不動産の相続手続きはそれほど複雑ではありませんが、以下のような状況だったときは自分で対応できない可能性があります。
複数の土地や建物があり、場所も離れていると、固定資産評価証明書などの収集や、現地確認が難しくなるでしょう。
相続登記は2024年4月1日から義務化されるので、境界や権利関係に問題があるときは、早めに司法書士の無料相談を利用してください。
東京で遺産分割協議書の書き方や、相続手続きの書類収集に困ったときは、行政書士に無料相談してみましょう。
遺産分割協議書はほとんどの相続手続きに使用しますが、不動産の書き方や訂正方法などを誤り、金融機関や法務局から差し戻されるケースが少なくありません。
また、被相続人の戸籍収集も時間がかかりやすいので、以下のような状況の方は行政書士にサポートしてもらうとよいでしょう。
相続トラブルが発生しておらず、相続税申告や相続登記も不要であれば、ほとんどの相続手続きを行政書士にサポートしてもらえます。
税理士は税務のエキスパートなので、相続税申告や相続税対策の無料相談に応じてくれます。
相続税申告は難易度が高く、相続税対策を誤ると節税効果が低くなってしまうため、以下のような方は税理士のアドバイスを受けたほうがよいでしょう。
税理士に家族構成や相続財産をすべて伝えると、もっとも効果的な相続税対策を提案してくれます。
相続税の申告期限は「相続開始を知った日の翌日から10ヵ月以内」になっているので、期限が迫っている方も早めに税理士へ依頼してください。
窓口選びを誤ると、不適切なアドバイスを受けたり、問題解決が遅くなったりする可能性があるので注意が必要です。
相続の無料相談窓口を選ぶときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
東京で相続の無料相談窓口を利用するときは、自分の悩みと専門家の業務範囲が合致しているか、以下の表でチェックしてください。
相談窓口 | 相談内容 |
---|---|
自治体の無料相談窓口 |
・相続に関する一般的な相談をしたい ・専門家への依頼はせず気軽に相談のみをしたい |
弁護士の無料相談 |
・相続争いを解決したい ・相続争いと、相続登記や相続税申告の相談もしたい (司法書士や税理士にも登録している弁護士は対応可) |
司法書士の無料相談 |
・主に相続登記を相談したい ・相続登記のみの相談で、調停や訴訟の相談はない |
行政書士の無料相談 |
・相続人や相続財産の調査、自動車の名義変更をしたい ・コストを抑えたい ・必要書類のみ揃えてほしい |
税理士の無料相談 |
・相談内容は税金に関することのみ ・相続財産の評価や相続税申告、節税対策を相談したい ・被相続人に所得があるので確定申告をおこないたい |
東京の専門家に無料相談するときは、相続問題に注力しているかどうか確認してください。
各士業の得意分野はそれぞれ異なっており、刑事事件や交通事故に注力している弁護士の場合、相続トラブルの解決にはあまり詳しくない場合があります。
相続をメイン業務としていない司法書士や行政書士の場合、戸籍収集や財産調査などの相談には応じてもらえないケースもあるでしょう。
相続税に詳しい税理士も全体の1割程度しかいないので、何を得意としているのかネットで調べる、または得意分野を直接問い合わせてください。
東京で相続問題を専門家に相談するときは、事務所の場所や受付時間が自分の都合と合うかどうか、必ず確認してください。
法律事務所や税理士事務所が離れていると、問題解決のスタートが遅れてしまいます。
また、平日しか無料相談できない専門家の場合、会社に勤めていらっしゃる方はわざわざ休みを取らなくてはなりません。
相談窓口を探す場合、自宅や会社、最寄り駅などに近いかどうか、土日や夜間でも相談できるかどうか調べておきましょう。
東京で相続問題の解決まで依頼したいときは、法律事務所や税理士事務所の無料相談を利用してください。
公的機関の無料相談はその場で委任契約を結べず、専門家のあっせんもしていないため、問題解決の依頼が前提であれば事務所に直接相談したほうが効率的です。
相続問題に詳しい弁護士を探したいときは、以下の「ベンナビ相続」を活用してください。
ベンナビ相続は弁護士のポータルサイトになっており、相続問題の解決が得意な弁護士のみ登録されています。
東京で以下のような弁護士を探したいときは、ベンナビ相続のサイト内検索を利用してみましょう。
ベンナビ相続には相続トラブルの解決実績や、具体的な解決事例も掲載されているので、各法律事務所の詳細情報も参考にしてください。
また、規模の大きな法律事務所は司法書士や税理士も在籍しており、窓口を分ける必要がないため、効率的に相続トラブルを解決できます。
東京で相続の無料相談を利用するときは、以下のコツを押さえておきましょう。
東京で相続トラブルに困っている方は、できるだけ早めに無料相談を利用してください。
相談タイミングが遅くなると、相続手続きに間に合わなくなるばかりか、遺留分の請求権を失ってしまう可能性もあります。
遺産の使い込みがあった場合も、返還請求には期限があるので注意しましょう。
東京で専門家に無料相談するときは、まず何を相談したいのか明確にしてください。
相談内容が明確になっていると、最適な解決策を提案してもらえます。
たとえば、遺産分割のトラブルであれば、「ほかの相続人と対立しても構わないので法定相続分を取得したい」など、相談する目的を明らかにしておく必要があるでしょう。
東京で相続の無料相談を利用する場合、可能であれば戸籍謄本や財産目録を持参してください。
相続の話を口頭で進めると、同姓同名の人物がいたり、配偶者を「お父さん」や「お母さん」と呼んでいたりするケースもあるため、誰を指しているのかわからなくなりがちです。
話をする際に戸籍謄本を見ながら進めるだけでも、行き違いが生じにくくなるでしょう。
また、手書きでも構わないので、財産目録や家系図もあると話がスムーズに進みます。
遺産の使い込みが疑われるときは金銭の返還請求が必要になるので、事実関係や関係者などをメモにまとめておきましょう。
たとえば、被相続人の預金口座から高額な引き出しがあり、ほぼ同時期に高級外車を購入した相続人がいる場合、収入に見合っていなければ遺産の使い込みが疑われます。
明確な証拠がなくても、時系列にメモしておくと、弁護士に裏付けを取ってもらえるでしょう。
東京の弁護士や司法書士に無料相談するときは、自分にとって不利な事実も必ず伝えてください。
自分だけが高額な生前贈与を受けており、その事実を隠して無料相談すると、弁護士との信頼関係が損なわれてしまうため、辞任される可能性もあります。
弁護士が途中で辞任しても着手金は返金されないので、事実を隠さずに伝えておきましょう。
裁判所の2022年の司法統計では東京の調停件数が1,625件でした。
集計年は異なりますが、2021年の東京都人口動態統計年報をみると、都内の死亡者は12万7,649人いることから、調停の利用率は概ね1.27%程度と推測されます。
ただし、当事者間で争っている相続問題や、解決を放置しているトラブルは数値化されないため、あくまでも氷山の一角に過ぎません。
裁判所が関わっていないトラブルも含めると、相続争いに巻き込まれる可能性は少なくとも調停件数の何倍もあるでしょう。
相続トラブルを放置すると、将来的には子供や孫に引き継がれてしまうので、早期解決を目指したいときは、できるだけ早めに弁護士へ相談してください。
相続の問題は時間が経つほど解決が難しくなるので、無料相談のタイミングは少しでも早いほうがよいでしょう。
複数の悩みがあるときは、弁護士や司法書士、税理士などが在籍している法律事務所に相談すると、時間と労力を節約できます。
相続には自己解決できない問題が発生しやすいので、疑問を感じたときや、トラブルに困ったときは、まず無料相談を有効活用してみましょう。
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