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京都で遺産相続に困ったら?相続相談センターへ相談する6つのメリットを解説

アシロ社内弁護士
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京都在住で相続の悩みを抱えている方は、烏丸通にオフィスを構える「相続相談センター」に相談してみましょう。

相続相談センターでは弁護士や司法書士、税理士や土地家屋調査士などが連携しており、相続トラブルの解決や、不動産の適正評価などに対応してくれます。

ただし、相続専門の法律事務所はほかにも多数あるため、以下のように考えている方も少なくないでしょう。

  1. 相続相談センターにはどんな特徴がある?
  2. 相続相談センターの利用はどんな人が向いている?
  3. 相続相談センターに依頼するとどんなメリットがある?
  4. 不動産の運用なども相談できる?
  5. 複雑な相続手続きにも対応してもらえる?

今回は、相続相談センターの特徴や、利用が向いているケースなどをわかりやすく解説していきます。

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相続相談センターとは?

相続相談センターとは、相続手続きのサポートや相続トラブルの解決、相続対策などのコーディネート業務をおこなう一般社団法人です。

法人概要は以下のようになっており、相続の専門家があらゆる相続問題に対応しています。

  • 法人名一般社団法人・相続相談センター
  • 住所:〒604-8162 京都市中京区烏丸通蛸薬師上ル七観音町637 インターワンプレイス烏丸2-A
  • 電話番号と受付時間:075-211-1071 平日10時00分~17時00分まで
  • 主な業務:相続の相談業務や講演会などの開催
  • 提携している専門家:弁護士、税理士、司法書士、土地家屋調査士など

相続相談センターの業務は遺産相続に特化しており、15年間の相談をまとめた「相続の極意」が京都新聞に紹介されているほどなので、相続の悩みは安心して相談できるでしょう。

相続相談センターの特徴

相続相談センターは不動産鑑定士や土地家屋調査士と提携しているので、一般的な相続問題はもちろん、不動産の評価額計算や筆界トラブルなども相談できます

ほかにも以下のような特徴があるので、京都で相続の専門家を探している方は、まず相続相談センターを利用してみましょう。

相続のワンストップサービスを提供している

京都の相続相談センターは弁護士や司法書士、税理士などの専門家と提携しており、相続のワンストップサービスを提供しています。

以下のような相続問題を解決したいときは、相続相談センターを利用してみましょう。

  1. 遺言書をどう書いてよいかわからない
  2. 相続税対策を検討したい
  3. 相続税の計算方法がわからない
  4. 相続登記を専門家に任せたい
  5. 相続争いを解決したい

遺産相続には民法や税制などの専門知識が欠かせず、相続状況に応じたコーディネートも必要になるので、ワンストップサービスは大きな魅力といえるでしょう。

不動産の評価額計算を安心して任せられる

相続相談センターは税理士や不動産鑑定士と提携しているので、不動産の評価額計算を安心して任せられます

相続財産の評価は国税庁が定める評価基準に従いますが、土地は形状や接道状況に応じた補正が必要になるため、専門知識がなければ正確に評価できません。

また、土地の評価額は周辺環境にも影響されますが、自分で評価すると減額要素を見落としやすいので、高額な相続税を納めることになるでしょう。

土地の評価額は評価者によって大きく変わるため、適正な相続税評価額を計算したいときは、相続相談センターに依頼してください

筆界をめぐるトラブルに対応してくれる

隣地オーナーが越境している、またはその逆パターンの土地を相続すると、筆界をめぐってトラブルになるケースが少なくありません。

土地の筆界トラブルは当事者同士の解決が難しいので、困ったときは相続相談センターに相談してみましょう。

相続相談センターは土地家屋調査士や弁護士と提携しており、隣地オーナーとの交渉や筆界特定制度の利用、調停や境界確定訴訟などをサポートしてくれます。

筆界トラブルは長期化しやすく、子どもの代に引き継がれる可能性が高いので、できるだけ早めに解決しておきましょう。

遺産分割調停もサポートしてくれる

相続相談センターは遺産分割調停もサポートしてくれるので、申立書や事情説明書などの作成、戸籍謄本や住民票の取得を依頼できます。

調整成立までには半年~1年程度かかるケースが多く、裁判所に何度も出向くことになりますが、弁護士に代理人を依頼すると、有給休暇を取得する必要がありません。

遺産分割協議がまとまらず、調停が必要になるときは、相続相談センターにサポートしてもらいましょう。

個別の無料相談会をおこなっている

相続相談センターでは、以下の日程で予約制の個別無料相談会をおこなっています。

  1. 相談日:毎週水曜日や第1・第3日曜日
  2. 相談時間:1時間
  3. 相談開始時間:10時30分、13時00分、14時30分スタートのいずれか
  4. 相談料:初回は無料
  5. 予約方法:「075-211-1071」へ電話、または「info@kyoto-souzoku.jp」へメール送信

予約状況は相続相談センターのホームページに掲載されているので、予約する前に確認しておきましょう。

また、相談予約者には「相続の極意」が特別無料プレゼントされます。

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相続相談センターの利用が向いている方

相続の相談ができる法律事務所はほかにもありますが、以下のような方は相続相談センターの利用が向いているでしょう。

京都市内は地価が高いので、土地の相続税に悩んでいる方や、不動産活用で節税対策したい方には相続相談センターをおすすめします。

家族信託を検討している方

認知症対策に家族信託を検討している方は、まず相続相談センターに相談してみましょう。

家族信託は賃貸経営と相性がよく、賃貸マンションなどの管理権限を家族に移転させるので、不動産オーナーが認知症になっても家族が賃貸経営を継続してくれます。

ただし、10年後や20年後を見据えた信託設計や、状況に変化が生じたときの軌道修正も必要になるため、高度な専門知識がなければ信託プランを設計できません。

賃貸経営の凍結リスクを回避し、最適な状態で不動産を相続させたいときは、相続相談センターのサポートが必要になるでしょう。

争いが起きない遺言書を作成したい方

自分で作成した遺言書は無効になりやすく、遺留分の侵害も発生しやすいので、争いが起きない遺言書にしたいときは相続相談センターにサポートしてもらいましょう。

公正証書遺言を作成すると法的効力は担保されますが、原案は自分で考える必要があります。

また、遺留分に配慮したつもりでも、不動産や株式の評価を間違えてしまうと、気付かない内に遺留分を侵害しているケースもあるでしょう。

遺言書の作成には厳格なルールがあり、わずかな記載ミスでも無効になるリスクがあるので、専門家にチェックしてもらうことをおすすめします。

スムーズに事業承継したい方

経営者が高齢となり、事業承継の必要性が生じたときは、まず相続相談センターに相談してみましょう。

事業承継する場合、後継者がいれば十分な育成期間が必要となり、承継時期までに経営課題の解消や労務管理体制などを整備することになります。

また、自社株の移転にかかる贈与税や相続税、経営に関与していない親族への財産承継など、税金対策や個人的な相続対策も必要です。

後継者がいないときはM&Aも選択肢になりますが、買い手側の選定や条件交渉などに対応しなくてはならないため、専門家のアドバイスが欠かせないでしょう。

不動産を有効活用したい方

相続相談センターには不動産の専門家が在籍しているので、土地の有効活用もサポートしてもらえます

承継者がいない自宅や農地、活用していない更地などがある場合、地価の高いエリアは相続税が高額になるため、何らかの節税対策が必要です。

賃貸マンションなどを建築すると土地の評価額が下がり、安定的な家賃収入を確保できますが、金利上昇や家賃の下落、空室リスクなどを考慮する必要があります。

場合によっては生前に売却し、現金資産に組み換えたほうがよいケースもあるので、ベストな方法を専門家に判断してもらうとよいでしょう。

不動産の評価額計算を任せたい方

相続の際には相続税がかかるかどうかや、税額がいくらになるか把握する必要があるので、不動産の評価額計算を任せたい方は相続相談センターに相談してください。

建物の相続税評価額は固定資産税評価額となりますが、土地は路線価方式や評価倍率方式で計算し、形状などに応じた補正率も考慮します。

しかし、土地の評価額には建築基準法や周辺環境も影響するため、税法の知識だけでは正確な評価額を計算できません。

専門家が評価すると、土地の相続税評価額が数百万円、または1千万円以上下がるケースは珍しくないので、相続税にも大きく影響します。

正確な相続税評価額がわかれば、節税対策が必要かどうかなど、次のステップへ進めるので、自己評価に不安があるときは相続相談センターに評価を依頼してみましょう。

相続人や相続財産の調査を任せたい方

自分で相続手続きを進める場合、まずネックになるのが相続人や相続財産の調査です。

相続人は亡くなった方の戸籍謄本から調査しますが、出生時まで遡る必要があるため、何度も転籍している場合は戸籍の取得に数ヵ月かかることがあります。

また、相続発生後は通帳や印鑑、不動産の権利証や借用書などの保管場所がわからず、家捜しのような状況になるケースも少なくありません。

相続人が1人でも欠けていると、遺産分割協議が無効となり、相続財産の調査に漏れがあった場合、相続放棄や限定承認などの判断を誤ってしまいます。

相続人や相続財産の調査には時間をかけられないため、自分で対応できないときは早めに相続相談センターへ相談しておきましょう。

相続税申告に不安がある方

相続税申告は確定申告に慣れている方でも間違えやすいので、不安があるときは相続相談センターに依頼してください。

相続税は計算ミスや申告書の記載ミスが発生しやすく、税務調査の対象になる可能性が高い税金です。

また、相続開始を知った日から10ヵ月以内が申告期限になっており、間に合わなかったときは納期限の翌日から延滞税も発生します。

期限後申告や過少申告、無申告には追徴課税のペナルティがあるので、税理士に依頼したほうが確実でしょう。

相続登記を任せたい方

不動産を相続したときは法務局へ相続登記を申請しますが、専門家に任せたい方は相続相談センターに依頼してみましょう。

相続登記の手続きは必要書類が多く、現在の登記事項証明書や被相続人の戸籍謄本などを取り寄せ、登記申請書も作成する必要があります。

複数の不動産を相続するときや、権利関係が複雑な不動産を相続するケースであれば、司法書士のサポートを受けたほうがよいでしょう。

相続登記は2024年4月1日から義務化がスタートし、登記を怠った場合は10万円以下の過料になる可能性があるので注意してください。

相続争いが起きている方

相続争いは当事者同士の解決が難しいので、困ったときは相続相談センターに連絡してみましょう。

遺産の取り分などをめぐって争いになった場合、建設的に話し合うつもりでも、顔を突き合わせると感情的になるケースが少なくありません。

相続争いが長期化すると子どもの世代に引き継がれてしまうので、相続相談センターの弁護士に相談し、早期解決を目指してください。

相続相談センターを利用する6つのメリット

相続相談センターの利用には以下のメリットがあるため、相続開始前から相談しておくことをおすすめします。

相談するタイミングが早ければ、税負担が軽く、争いのない遺産相続を実現できるでしょう。

オーダーメイドの相続対策を提案してくれる

相続相談センターに依頼すると、各家庭に応じたオーダーメイドの相続対策を提案してくれます。

相続の状況は家庭ごとに異なり、A家で効果的だった相続対策がB家でも有効とは限らないので、相続相談センターに「我が家専用」の対策を提案してもらいましょう。

法改正にも的確に対応してくれる

民法や税法は頻繁に改正されているため、2~3年前に立てた相続対策がすでに通用しなくなっているケースがあります。

相続相談センターは法改正にも的確に対応してくれるので、現在の相続対策が今後も有効かどうか、診断してもらうとよいでしょう。

相続発生前でも相談できる

相続相談センターは相続発生前でも相談できるので、遺言書の作成や生前贈与、不動産活用や家族信託などのアドバイスを受けられます

「相続争いが起きるかどうかわからない。でも何かしたほうがよい?」など、漠然とした不安や悩みがあるときは、随時開催の相続セミナーにも参加してみましょう。

複雑な相続手続きにも対応してくれる

相続財産の種類が多いときや、家族構成が複雑な場合、相続手続きの内容も複雑になってしまいます。

たとえば、主な財産が高額な不動産だった場合、相続税の納税資金が不足しているときは、相続登記と換価分割に同時対応するケースがあります。

相続手続きが複雑になると、専門知識や経験、時間の確保が必要になるので、自分で対応できないときは相続相談センターに相談してみましょう。

各専門家へ個別に依頼する手間が省ける

相続相談センターは各士業と提携しており、専門のコーディネーターも在籍しているので、各専門家へ個別に依頼する手間が省けます

結果的に時間や労力の節約になり、専門家へ支払う費用も低くなるでしょう。

オンライン相談に対応している

相続相談センターを利用する場合、基本的には直接面談ですが、Zoomを使ったオンライン相談にも対応しています。

病気やけがで自宅療養している方や、入院中の方でも相談できるので、外出が難しいときはオンライン相談を申し込んでみましょう。

まとめ|京都の相続問題は相続相談センターに解決を依頼しよう

遺産相続はトラブルが発生しやすいので、遺言書で財産の承継者を指定するなど、何らかの相続対策が必要になります。

また、相続財産には不動産が含まれるケースが多く、地価の高い京都では土地の相続税対策も必要になるでしょう。

相続は生前の対策が重要になるため、トラブルが起きない遺言書を作成したい方や、家族信託で認知症リスクに備えたい方は、早めに相続相談センターへ相談してください

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この記事の監修者
アシロ社内弁護士
この記事は、株式会社アシロの「ベンナビ相続編集部」が執筆、社内弁護士が監修しました。
ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)編集部
編集部

本記事はベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。 ※本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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