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メールで無料相談できる弁護士の探し方3選!メールの例文やポイントも解説

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法律トラブルに直面した際は、複雑化・長期化を防ぐためにも、できるだけ早く弁護士に相談することが大切です。

しかし、仕事が忙しくてなかなか相談できず、踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。

実際、法律トラブルについて弁護士に相談・依頼する場合は、トラブルの内容や解決方法によって、相談方法や相談先が変わってくるので注意が必要です。

加えて、法律トラブルの解決には時間がかかるケースも少なくないため、メール相談など迅速に進める工夫も必要でしょう。

本記事では、法律トラブルに直面し、弁護士への依頼を検討している方に向けて、以下の内容について説明します。

  • メールで無料相談ができる弁護士の探し方
  • 弁護士にメール相談をする際の書き方
  • 弁護士のメール無料相談が適しているケース
  • 相談メールに書くべきポイント
  • 弁護士にメールで無料相談をする際によくある質問

本記事を参考に、法律トラブル解決に向けて、メールで無料相談ができる弁護士の探し方や相談メールに書くべきポイントを押さえていきましょう。

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メールで無料相談ができる弁護士の探し方

メールで無料相談ができる弁護士の探し方は、主にインターネット検索・ポータルサイト利用があります。

ここでは、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

インターネットで検索する

インターネット検索を利用すると、メール相談に対応した弁護士を簡単に見つけることができます。

例えば、「メール 相談 弁護士」といったキーワードで検索すれば、多くの結果が得られます。

各法律事務所の公式サイトで「メール相談フォーム」の有無を確認し、さらに弁護士の得意分野や地域をチェックするとよいでしょう。

また、検索時に具体的な相談分野や地域を併せて検索すると、ご自身に最適な弁護士を見つけやすくなります。

弁護士を選ぶ際には、いくつかのポイントを考慮することが重要です。

まず、弁護士の専門分野を確認し、ご自身の問題に適した専門知識をもつ弁護士を選ぶことが望ましいです。

例えば、離婚問題や相続問題、企業法務など、それぞれの分野で専門性が求められるため、その分野に特化した弁護士を選ぶとよいでしょう。

加えて、これまでの案件処理経験や成功事例をチェックすることで、その弁護士の信頼性や能力を判断する参考になります。

多くの法律事務所は公式サイト上で実績を公開しているので、それを参考にするとよいでしょう。

さらに、実際の弁護士との相性も大切です。

メール相談をおこなったあと、初回の面談を通じてその弁護士とのコミュニケーションの取りやすさや信頼感を確かめることをおすすめします。

長期にわたる場合もある問題解決の過程で、信頼関係が築けるかどうかは非常に重要なポイントです。また、この段階で料金体系も併せて確認しておきましょう。

弁護士費用は事務所によって異なるため、予算内で対応可能な弁護士を選ぶためにも、はじめに費用の見積もりを取ることが重要です。

多くの法律事務所は初回相談を無料でおこなっている場合があるので、その際に費用についてもしっかりと確認しておくと安心です。

インターネット検索を活用しつつ、上記のポイントに注意しながら弁護士を選ぶことで、より適切なサポートを得ることができるでしょう。

ベンナビなどのポータルサイトを利用する

ポータルサイトは、相談内容や地域に合った弁護士を探しやすく、弁護士の得意分野や詳細なプロフィール、口コミ、過去の実績も確認できるので最適な弁護士を選びやすいでしょう。

また、絞り込んだ弁護士がメール相談に対応しているかどうかも確認しましょう。

ポータルサイトでは、多くの弁護士が掲載されているのに加え、料金体系やサービス内容の違いを一覧で確認できることが多く、ご自身の予算やニーズに合った弁護士を選ぶことができます。

このとき、口コミや評価をチェックすることも重要です。

実際にその弁護士を利用した人々の意見や体験談を読むことで、どの弁護士が信頼できるか、またどの弁護士があなたのケースに最適かの判断材料になるでしょう。

弁護士にメール相談をする際の書き方は?

メールの書き方は、具体的な相談内容やトラブルの時系列、回答してほしい内容などによって変わります。

ここでは、弁護士にメール相談をする際の書き方について解説するので参考にしてみてください。

相談内容を明確にする

相談の主旨を明確にし、メールの件名や本文の冒頭に「具体的なトラブル」と「ご自身が求める法的なサポート」を記載しましょう。

そうすることで、弁護士が内容を理解しやすくなり、充実したアドバイスが得られます。

トラブルについて時系列順にまとめる

トラブルの具体的な事実や前提条件を詳細に伝えることが重要です。

日時、場所、関与した人物、具体的な状況などを明確に記述し、必要な情報を提供します。

時系列順にまとめると、よりわかりやすくなります。

回答してほしい部分は箇条書きで伝える

聞きたいことや解決したい内容を箇条書きにまとめることで、弁護士に相談内容を提示しやすくなります。

  1. 具体的な質問:弁護士が的確に回答できるよう、具体的な質問や問題点を明確にする
  2. 関連する背景情報:相談する内容に関する背景情報を簡潔にまとめる
  3. 重要な書類:関連する契約書やメール、記録などの重要な書類を用意する
  4. 目標や希望:最終的に何を達成したいのか、どのような結果を望んでいるのかを明示する
  5. タイムフレーム:問題解決の期限や次回の裁判期日が既に決まっている場合は共有する

これらのポイントを考慮して整理することで、弁護士も効率的に対応でき、より適切なアドバイスを得られる可能性が高まります。

弁護士のメール無料相談が適しているケースとは?

弁護士のメール無料相談が適しているケースは、以下のとおりです。

  • 日中に対面で弁護士に相談するのが難しい場合
  • 事情などを文章に詳しくまとめて相談したい場合
  • 回答をあとから読み返したい場合

少しでも早く確実に法律トラブルを解決したいのであれば、弁護士へのメール相談を積極的に検討してみてください。

日中に対面で弁護士に相談するのが難しい場合

メール相談は24時間対応しており、忙しい日中でも都合のよい時間に相談できます。

仕事の合間や夜遅くでもまったく問題ありません。

特に、急を要する問題や時間が取れない方にとって、非常に利便性が高いサービスでしょう。

弁護士が迅速に対応し、的確なアドバイスをしてくれます。

相談内容は全て守秘義務の対象となりますから、あなたの情報が外部に漏れることは一切ありません。

事情などを文章に詳しくまとめて相談したい場合

複雑な事案では、背景事情を詳細に整理し、文章と関係図や表を使ってメールで伝える方がわかりやすく、相談しやすいです。

特に相続や金銭トラブルで利害関係者が多い場合に効果的です。

また、メールを書く際には以下のポイントを押さえると、さらに理解しやすい内容になるでしょう。

  1. 件名を明確にする:件名には具体的な事案の概要を記載し、受信者が一目で内容を把握できるようにします。

    例:「相続に関する相談:山田家の土地分割について」

  2. 導入部分に要約を記載する:長文になる場合は、メールの冒頭で要点を簡潔にまとめることで、 全体の内容を把握しやすくします。

    例:「このメールでは、山田家の相続に関する土地分割問題について、背景事情と現在の状況を記載しています。」

  3. 箇条書きや番号を使う: 重要な項目や手順、ポイントがある場合には箇条書きや番号を使って整理します

    ・利害関係者

    ・現在の問題点

    ・背景事情

  4. 関係図や表を挿入する: 関係者の相関図や金銭の流れ、土地の配置図など、視覚的に理解しやすい資料を添付するか、メール本文に挿入します。
  5. 具体的な質問や依頼を明記する: どのようなことでお悩みなのか、どのような結果や解決を希望されているのかを具体的に示すことで、スムーズな対応が期待できます。

    例:「以下の点について、ご意見をいただけますでしょうか?」

    ・Aさんの相続分についてのご意見

    ・土地の分割案についてのご提案

  6. あらかじめ想定される質問に答えておく:相手が疑問に思いそうな点について、事前に説明しておくと、メールのやり取りが効率的になります。

    例:「なお、Aさんの相続分に関しては、以下の理由によりこの金額が妥当だと考えています。」

これらのポイントを押さえつつメールを作成することで、複雑な事案を相談する際にもスムーズなコミュニケーションが図れます。

回答をあとから読み返したい場合

メール相談を利用すれば、弁護士からの回答をいつでも読み返すことができるため、法的アドバイスをあとで再確認して理解を深めるのに役立ちます。

メモを取ったり、スクリーンショットを保存したりする手間も省けるため、重要なポイントを見逃す心配もありません。

電話や対面での相談と異なり、メールを通じてのやり取りは、自分のペースで返信を考える時間が確保できるというメリットもあります。

さらに、メール相談ならば物理的な距離や時間の制約を超えて、全国どこからでも専門的な法律アドバイスを受けることが可能です。

例えば、地方に住んでいる方でも、第一線で活躍する弁護士に相談できる機会が増えます。

メールの履歴を残しておくことで、一連の相談内容や進捗状況を簡単に追跡することができ、必要な情報をすぐに見つけやすくなります。

ほかの相談方法も検討しよう

弁護士への無料相談を検討する場合は、以下の方法も知っておくべきでしょう。

  • 電話相談
  • オンライン相談
  • 対面相談

これらの方法で無料相談が可能な弁護士も「ベンナビ」で探せます。

ポータルサイト「ベンナビ」は、さまざまな相談方法に対応する弁護士を見つけるための便利なツールです。

Webサイトを通じて直接弁護士に問い合わせができるため、事務所まで出向くことなく法律トラブルを解決することが可能です。

さらに「ベンナビ」では、依頼者のニーズに合わせた専門分野の弁護士を簡単に検索できる機能も提供しています。

例えば、離婚、相続、交通事故、労働問題など、各専門分野に精通した弁護士を選ぶことで、より適切で迅速なアドバイスを受けることができます。

利用方法も非常にシンプルです。

Webサイト上で相談したい法律分野を選択し、簡単な質問フォームに必要な情報を入力します。

これにより、自宅にいながら安心して法律相談をおこなうことができます。

「ベンナビ」は、忙しい人にとってたいへん便利なサービスです。

対面での相談が難しい場合でも、24時間365日いつでもアクセス可能なので、急な法律相談にも対応できる点が大きな魅力です。

また、依頼者のプライバシーを厳守し、個人情報の取り扱いにも細心の注意を払っています。

安心して利用できる環境が整っているため、初めての法律相談でも不安を感じることなく利用できるでしょう。

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電話相談のメリット・デメリット

電話での無料法律相談の主なメリットは以下のとおりです。

  • 時間と場所の柔軟性:実際に法律事務所に行かなくても、自宅から空いた時間に相談できるため、ご家族に内密な相談も可能
  • 即時対応:相談したいと思ったタイミングで、弁護士にすぐに相談できます。緊急性の高い案件にも対応しやすい
  • 移動の手間が省ける:仕事や家事、育児で忙しい方でも、弁護士事務所に行くことなく、電話でスムーズに相談ができます

一方、デメリットとして以下の点が挙げられます。

  • 伝達の困難さ:電話では資料を使って説明することができないため、言葉だけで問題を伝える必要がある
  • 時間制限:無料相談には時間制限があるため、相談内容がまとまっていないと十分な相談ができない可能性がある

これらの点からも、電話相談を利用する際は事前に内容を整理してから臨むことが推奨されます。

電話での法律相談は時間が限られているため、以下の準備をしておくことで、相談をより効果的に進めることができます。

  1. 質問事項のリスト化:重要な質問を漏らさずに済み、弁護士も迅速に回答を提供しやすくなる
  2. 関連資料の整理:言葉では伝えにくい情報や資料がある場合は、それらを事前に整理し、必要に応じて後日郵送やメールで提供できるように準備しておく
  3. 自分の立場や状況の整理:自分の状況や問題の背景を簡潔に説明できるように整理しておくと、弁護士が迅速に全体像を把握し、適切なアドバイスを提供できるようになる

また、電話での法律相談は対面での相談と異なるため、以下の点に注意して効果的なコミュニケーションを図りましょう。

  1. 明瞭な言葉で説明:曖昧な言葉や複雑な表現を避けて明瞭な言葉で説明することで、弁護士も理解しやすくなります
  2. メモを取る:弁護士からのアドバイスや重要なポイントについてメモを取りながら相談を進めることで、あとで見返して確認することができる
  3. 質問の優先順位を決める:重要な質問から優先的に尋ねることで、解決が近づきます

電話での無料法律相談は便利ですが、効果的に利用するためには事前の準備とコミュニケーションの工夫が必要です。

これらのポイントに注意することで、限られた時間内に最大限のアドバイスを得ることができるでしょう。

オンライン相談のメリット・デメリット

オンラインによる無料相談のメリットは、対面、電話、メールの長所を併せもつことです。

自宅で手軽に利用でき、弁護士と顔を合わせて相談できるため、最近では電話相談がオンライン相談に置き換わる傾向もあります。

全国どこからでも対面に近い密な相談が可能で、オンラインで相談を完結し、法律事務所によっては依頼の手続きもオンラインで対応しているところもあります。

一方、デメリットとしては、アプリの使用が難しい場合があることが挙げられるでしょう。

特に高齢者の方は操作が難しいと感じる場面が多く、この場合は電話相談に頼らざるを得ません。

また、面談用のURLをやりとりする必要があり、すぐにその場で相談を開始できないこともデメリットといえるでしょう。

インターネットの接続環境によっては、通信が不安定になる可能性もあり、映像や音声が途切れると、重要な情報が伝わらないことがあるでしょう。

また、オンライン相談では直接的な書類の受け渡しができないため、必要な書類を電子メールや専用のプラットフォームで共有する必要があります。

しかし、全体として見ると、オンライン相談はその利便性と効率性から多くの方にとって有益な手段です。

特に、忙しい日常生活の中で時間を節約したい方や、遠隔地に住んでいるために直接訪問が難しい方にとっては、非常に有効な選択肢といえるでしょう。

対面相談のメリット・デメリット

対面相談のメリットは、弁護士と直接会って人柄や話しやすさを確認できる点です。

法律トラブルの解決には長期間かかる場合が多いため、弁護士との相性が重要です。

対面相談なら弁護士が親身に相談に乗ってくれるかどうかを確かめられます。

一方、デメリットとして法律事務所に出向く必要があり、スケジュール調整が難しい点が挙げられます。

特に忙しい方や家族に知られたくない場合は調整が難しいでしょう。

そのため、まずは電話やメールの無料相談も検討してください。

無料相談を利用しても必ず依頼する必要はなく、一度持ち帰って検討することもできます。

メールで弁護士に無料相談をする場合の例文

以下は、弁護士に送る法律相談メールの例文です。

実際にメールで相談する際の参考にしてください。

〇〇先生

〇〇と申します。相続問題について法的なアドバイスを頂きたく、ご連絡差し上げました。

現在の状況

3ヵ月前に相続問題が発覚し、相続人同士で話し合いをしました。

質問事項

・そもそも、このまま相続してもよいのかを知りたいです。

・相続人同士でトラブルがない方法を模索しています。

・相続放棄をする場合はどのようにすればよいのでしょうか。アドバイスをお願いします。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

(名前)

(電話番号)

【相談内容別】相談メールに書くべきポイント

弁護士に送る相談メールには、相談内容に応じた適切な事項を記載する必要があります。

ご自身の抱える法律トラブルや悩みが正確に伝わるよう、要点を押さえた記載を心がけましょう。

離婚問題のメール

離婚に関する法律相談時には、以下の事項を記載しましょう。

  1. 離婚しようと思った理由

    配偶者との間で発生した問題や事件、例えば家庭内暴力、経済的虐待、生活態度の不一致、不貞行為などを具体的に記載する

  2. 不貞行為の場合、不倫相手の情報

    不倫相手の名前、住所、職業、配偶者の有無などをできる限り詳細に記載する

  3. 配偶者との離婚に関する会話の状況

    配偶者との間で離婚に関してどのような話し合いがおこなわれたのか、具体的な内容や日付を記載します。例えば、協議離婚について話し合った場合、その結果や相手の反応などを詳しく書く

  4. 配偶者との間の子の有無

    子どもの有無、その人数、年齢を記載する

  5. 希望する離婚条件

    離婚に際して自分が希望する条件を具体的に記載します。

    ・財産分与:家、車、貯金、借金などの資産と負債の具体的な分配方法

    ・慰謝料:相手に対してどの程度の慰謝料を請求するのか、具体的な金額

    ・婚姻費用:離婚が成立するまでの間、婚姻費用をどのように分担するか

    ・親権:子どもの親権(単独親権・共同親権)をどちらが持つか

    ・養育費:子どもの養育費をどのように負担するか、具体的な金額と支払い方法

    ・面会交流:離婚後の親子の面会・交流の頻度や方法

以上の事項をしっかりと記載することで、法律相談がスムーズに進み、適切なアドバイスを受けやすくなります。

また、事前に必要な証拠や書類を準備しておくことも重要です。

例えば、不貞行為の証拠となるメールや写真、配偶者との会話記録などがあれば、それらを添付することでより具体的な相談ができます。

相続問題のメール

法律相談で相続について話す際には、以下の事項を記載しましょう。

  1. 家族構成(相続人の構成)

    具体的に誰が相続人になるのかを明確にする(配偶者、子ども、親、兄弟姉妹など)

  2. 遺産の内容

    不動産、現金、預貯金、株式、その他資産など、遺産となる全ての財産を詳細にリストアップする

  3. 過去の生前贈与の内容

    被相続人が生前におこなった贈与の詳細(何を、誰に、どれだけ贈与したか)を記載する

  4. 特別受益や寄与分に関する状況

    ある相続人が特別に多くの財産を受け取っている場合や、特定の相続人が被相続人の財産形成や維持に特に貢献している場合、その内容を記載する。

  5. 遺産分割協議の状況、ほかの相続人とのトラブルの有無及び内容

    現在の遺産分割協議の進行状況、ほかの相続人との間に生じている問題やトラブルについて詳細に説明する

  6. 取得を希望する遺産

    自分が特に希望する遺産の部分(具体的な資産や金額など)を明記する

交通事故に関するメール

交通事故に関する法律相談をおこなう際には、以下の情報を記載する必要があります。

  1. 交通事故が発生した当時の状況
  2. けがの治療の状況
  3. 加害者側から提示されている損害賠償(保険金)の内容と金額

さらに、交通事故に関する法律相談をおこなう際には、次の情報も記載するとよいでしょう。

  1. 事故現場の詳細

    ・交通事故が起きた場所の住所や地名

    ・事故現場の写真や動画(可能であれば)

    ・事故発生時の時間、天候や道路状況

  2. 関係者の情報

    ・加害者及び被害者の氏名、連絡先、運転免許証の情報

    ・関係する車両の車種、モデル

  3. 保険情報

    ・自分及び加害者の保険会社の詳細(保険会社名、連絡先)

    ・保険会社への連絡日時及び提出済みの書類のコピー

  4. 発生した損害の詳細

    ・車両やその他の財産に対する損害の詳細

    ・修理見積もりや修理費用の明細

    ・損害賠償の見積もりや支払い済みの領収書

  5. 怪我や後遺症の詳細

    ・診断書や医療記録のコピー

    ・治療費用やリハビリ費用の詳細

    ・今後の治療計画や必要な医療措置

  6. 仕事や生活への影響

    ・事故により仕事を休まざるを得なかった期間

    ・収入の減少や経済的損失の詳細

    ・生活の変化や家族への影響

  7. 法的対応と手続きの情報

    ・すでにおこなった法的手続きの詳細

    ・裁判や調停の予定や進行状況

未払い残業代に関するメール

未払い残業代請求について法律相談をする際には、以下の事項を記載しましょう。

  1. 残業代が支払われていない残業の時期、時間数、証拠の内容:

    ・残業が発生した具体的な期間(例:2022年4月から2023年3月まで)

    ・残業の具体的な時間数(例:毎月平均20時間、あるいは特定の日ごとの具体的な時間数)

    ・証拠の内容(例:タイムカードのコピー、勤怠記録、メールのやり取り など)

  2. 会社における労働時間管理の方法や状況:

    ・勤怠管理システムの有無(例:ICカードシステム、手書きの出勤簿などの使用状況)

    ・労働時間管理における不適切な指示の有無(例:タイムカードを打刻する前に仕事を始めるよう指示された、打刻後に仕事を続けるよう指示された など)

    ・その他の勤務管理の問題点(例:シフト変更が頻繁におこなわれて記録が追えない、実労働時間と記録が一致しないなど)

  3. 未払い残業代請求に関する会社との会話の状況:

    ・会社へ未払い残業代の請求をおこなったか(例:口頭、メール、書面などで請求したかどうか)

    ・会社からの回答や対応の内容(例:「確認する」と言われたがその後何も進展がない、拒否されたなど)

    ・その具体的なやり取りの日時と内容(例:2023年5月10日に上司に相談したが、後日解決すると言われたが進展がない)

これらの情報をまとめておくことで、法律相談の際に弁護士が事実関係を把握しやすくなります。

債務整理に関するメール

債務整理の法律相談をする際には、以下の事項を記載しましょう。

  1. 借金の状況

    ・借入先(銀行、消費者金融、クレジットカード会社 など)

    ・借入金額の総額

    ・滞納の有無と滞納期間

    ・連帯保証の有無と保証人の情報

  2. 収入及び資産の状況

    ・月々の収入額(給与、ボーナス、その他収入源)

    ・所有している資産の詳細(不動産、車、貯蓄、株式 など)

    ・資産の評価額

  3. 借金返済以外の支出の状況と返済可能額

    ・月々の生活費(家賃、食費、水道光熱費、通信費 など)

    ・その他の固定支出(保険料、教育費 など)

    ・返済に充てられる可能な金額

  4. 職業

    ・現在の職業と勤務先

    ・勤務期間(現職についてどのくらい勤務しているか)

  5. 手放したくない資産の有無及び内容

    ・手放したくない資産(例:持ち家、特定の車、家族の名義のものなど)

    ・その資産の現状と評価額

この情報を基に、弁護士が最適な債務整理方法(任意整理、個人再生、自己破産 など)を提案してくれます。

また、可能であれば以下のことも提示してください。

  • 過去の借金の履歴

    以前の債務整理の経験があるか(内容と時期)

  • 将来の見通し

    収入が増える見込みがあるか(昇進、転職、副業の予定 など)

弁護士にメールで無料相談をする際によくある質問

最後に、弁護士にメールで無料相談をする際によくある質問に回答します。

弁護士に送ったメールの内容が漏れることはある?

弁護士には守秘義務があるため、弁護士や法律事務所に送った相談メールの内容が第三者に漏れるリスクはありません。

弁護士にメールを送ったのに返信がないのはなぜ?

弁護士から返信がない原因として、業務の混雑やメール機能のトラブルが考えられます。

多くのメール相談を受けているため、返信に時間がかかるか、回答が難しい場合もあるでしょう。

返信がない場合は再度メールを送るか、電話などほかの連絡手段を試すようにします。

もし1週間程度返信がないなら、ほかの弁護士に相談することを検討するとよいでしょう。

あるいは、弁護士が事件や案件で忙しく、あなたの問題に対する対応が後回しになっていることも考えられます。

ほかの顧客の案件に優先順位が設定されている場合、速やかな対応が難しいことも少なくありません。

また、あなたのメールが迷惑メールフォルダに入ってしまったり、誤って削除されてしまったりしている可能性も否定できません。

そのため、再送する際には、メールの件名を明確にし、重要な内容を簡潔に伝えることを心がけましょう。

さらに、法律事務所の連絡先情報を正確に確認し、メールアドレスや電話番号が間違っていないか確認することも重要です。

連絡先が古い情報のままだと、あなたの連絡が弁護士に届かないことがあります。

特に緊急性の高い問題であれば、迅速に対応してくれる弁護士を見つけるために、複数の法律事務所に問い合わせることをおすすめします。

弁護士にメール相談をして費用がかかることはある?

メール相談の費用は弁護士によって異なります。

詳細は各法律事務所の公式サイトで確認してください。

さいごに

弁護士への依頼は、トラブル内容が複雑になるほど、作業量が増えて費用が高額になります。

そのため、トラブルが複雑化する前に早い段階で弁護士に相談することが大切です。

メールによる無料法律相談なども活用して、費用を抑えながら依頼する弁護士を検討しましょう。

複数の法律事務所から見積もりをとって比較することで、ご自身に合った弁護士を探せます。

なお、弁護士を探したい場合は、「ベンナビ」がおすすめです。

お住まいの地域や相談内容を細かく指定して、自分に合った法律事務所を簡単に検索できます。

初回無料相談やメールやオンラインなどさまざまな相談方法に対応している法律事務所も掲載されているため、気になる方はぜひ活用してみてください。

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この記事の監修者
ルーセント法律事務所
磯田 直也 (兵庫県弁護士会)
多くの相続トラブルを解決に導いた実績と経験を活かし、あらゆる選択肢から最適な解決策を提案しています。他士業と連携し、複雑な案件や遺産額が大きい案件も一括サポートが可能です。
ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)編集部
編集部

本記事はベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。 ※本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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