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弁護士の無料相談で注意すべき点と相続で聞ける範囲・相談の流れを解説

吉田 朋師
監修記事
弁護士の無料相談で注意すべき点と相続で聞ける範囲・相談の流れを解説
ベンナビ

弁護士への無料相談では、相談者の悩みに応じた法的なアドバイスや解決の方向性・見通しを示してもらえます。

一方、相手方との交渉や家庭裁判所の手続きを任せるには委任契約が必要です。

弁護士への無料相談は、相談時間や回数に制限がある場合が多いです。

限られた時間を有効に活用するには、事前の準備が欠かせません。

本記事では、弁護士への無料相談の対応範囲と利用時の注意点、相談までの流れや有効活用のコツを解説します。

法テラス・自治体・弁護士会など窓口ごとの違いや、相続に注力する弁護士の探し方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

弁護士への無料相談の範囲|どこまでが無料になるのか?

弁護士への無料相談では、相談者の悩みに応じた法的なアドバイスや解決の方向性・見通しを示してもらえます。

相続の相談では、遺産分割・遺留分侵害額請求・相続放棄・遺言書の有効性といった法的な論点について、弁護士の見解を聞けます。

一方、遺産分割協議書の作成や相手方との交渉、家庭裁判所への申立てといった手続きは、無料相談では対応してもらえません。

別途、弁護士と委任契約を結ぶ必要があります。

無料相談の対応範囲 委任契約が必要になる範囲
以下に関する法的見解・アドバイスの提示
・遺産分割の方法・進め方
・遺留分侵害額請求の可否
・相続放棄の要否
・遺言書の有効性
・相続手続きの流れ
・弁護士に依頼した場合の費用   など
・相続人調査・相続関係図の作成
・相続財産調査
・遺産分割協議書の作成・チェック
・ほかの相続人との交渉・代理
・家庭裁判所への調停・審判の申立て
・相続放棄の申述手続き
・遺言執行者選任の申立て
・預貯金・有価証券・自動車などの相続手続き               など

弁護士への無料相談時の注意点|事前に知っておくべき5つのポイント

無料相談を活用して、弁護士に相続の相談を検討している方は、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

弁護士への無料相談時の注意点|事前に知っておくべき5つのポイント

1.相談時間や相談回数に限りがある

弁護士の無料法律相談は、多くの場合、1回あたり30分〜60分程度の時間制限が設けられています。

時間を超過した場合や2回目以降の相談は、有料(30分5,500円程度など)に切り替わるのが一般的です。

自治体が実施する無料法律相談では、公平に多くの人へ機会を提供するため、利用回数に制限が設けられている場合もあります。

法テラスの無料法律相談は1回30分、同一の問題については3回までと決められています。

時間や回数制限の内容は事務所や窓口によって異なるため、予約の際に確認しておくと安心です。

2.相談できる内容が指定されている場合がある

窓口によっては、無料で相談できる内容や利用者が限定されている場合があります。

たとえば、法テラスの無料法律相談は、収入と資産が一定の基準以下の人を対象とした制度です。

自治体の無料法律相談は、原則として、当該地域に住んでいる方(在勤・在学を含む)が対象です。

また、いずれの窓口でも、原則として以下のような相談には応じてもらえません。

  • 相談担当弁護士が受任・すでに相談を受けている事件の相手方からの相談
  • 相談担当弁護士が顧問契約をしている人を相手方とする相談
  • 相談担当弁護士の親族を相手方とする相談

自治体の無料法律相談では、すでにほかの弁護士に依頼している事件に関する相談も対象外としている場合が多いです。

事前に相談範囲と対象者を確認して、自分の状況や問題に合った無料相談先を見つけましょう。

3.相談段階では書類作成などの依頼はできない

無料相談の段階では、書類作成や代理交渉などの実務対応は依頼できません。

無料相談は、相談者が抱える問題の見通しや解決の方向性を示すことを目的としています。

書類の作成・リーガルチェック、交渉や裁判所の手続きの代理を希望する場合は、委任契約を結ぶ必要があります。

依頼を考えている場合は、相談時に解決方針や費用の見積もりを示してもらいましょう。

4.基本的には無料相談の予約が必要となる

弁護士の無料相談は、基本的に事前予約が必要です。

弁護士は複数の事件を同時に取り扱っており、裁判所への出廷や依頼者との打ち合わせなど、過密なスケジュールで日々業務をおこなっています。

そのため、当日飛び込みで相談に行っても対応してもらえない場合がほとんどです。

自治体や各弁護士会の法律相談も、原則として事前予約制です。

日時の希望がある場合は、早めに連絡して枠を押さえておきましょう。

5.原則として本人以外は相談ができない

原則として、法律トラブルを抱えている当事者本人が相談する必要があります。

本人以外からの法律相談には、以下のようなリスクやデメリットがあるためです。

  • 本人から直接話を聞けないと、弁護士が正確な情報を把握できない
  • 正確な情報を把握できなければ、具体的なアドバイスをおこなえない
  • 本人自身の法的トラブルの解決への意向・方針を確認できない
  • 第三者を介すと弁護士の助言の内容が本人に正確に伝わらない可能性がある
  • 相談者と本人の利益が相反する場合がある
  • 予期せず本人のプライバシーを侵害する可能性がある

本人が高齢・病気などで来所できない事情があるときは、本人以外からの相談や家族の同席に応じてもらえる場合もあります。

本人が体調不良や遠方在住などで来所できない場合は、電話相談やオンライン相談に対応する窓口を探す方法もあります。

弁護士探しから実際に法律相談を受けるまでの流れ|効率的な4ステップ

本章では、弁護士探しから相談を受けるまでの流れを4つのステップに分けて解説します。

弁護士探しから実際に法律相談を受けるまでの流れ|効率的な4ステップ

1.「ベンナビ相続」で弁護士を探す

まずは相続の無料相談に対応している弁護士を探しましょう。

「ベンナビ相続」なら、地域や相談内容から相続に注力する弁護士を効率的に検索できます。

検索画面で【初回の面談相談無料】にチェックを入れるだけで、無料相談に対応している弁護士を絞り込めます。

弁護士の強み・注力案件・費用を一画面で比較でき、初めて弁護士に相談する方でも選びやすい設計です。

掲載中の多くの法律事務所は、電話での面談予約のほかメールでの問い合わせも受け付けており、気軽に問い合わせが可能です。

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2.無料相談の予約を取る

相談したい弁護士が見つかったら、電話や問い合わせフォームから無料相談を予約しましょう。

予約の時点で相談内容の概要と希望日時を伝えておくと、当日の相談をスムーズに進められます。

相続財産のおおまかな内容や相続人の構成を簡単に共有しておけば、弁護士側も準備がしやすくなります。

予約の際に、当日用意すべき資料や持ち物もあわせて確認しておくとよいでしょう。

3.実際に弁護士に相談をする

予約した日時に指定の方法(来所・オンラインなど)で弁護士に相談します。

予約時に資料や持ち物の案内があれば、忘れずに持参または共有しましょう。

相談したい内容や希望条件をあらかじめメモに書き出しておくと、限られた時間でも要点を伝えやすくなります。

わからない点は遠慮せず質問し、曖昧なまま相談を終えないようにしましょう。

4.依頼するかどうかを決める

無料相談で得られた法的アドバイスや解決方針を踏まえ、弁護士への依頼の要否を検討しましょう。

急いで結論を出す必要はなく、有料相談に切り替えて更に詳しく話を聞いたり、ほかの弁護士に相談して比較したりしても構いません。

相談時に弁護士が示した解決方針や費用に納得し、依頼を決めた場合は、委任契約を締結します。

弁護士への無料相談を有効活用するための6つのコツ

限られた時間の中で効率的にアドバイスを受けるためには、事前の準備が欠かせません。

本章では、弁護士への無料相談を有効活用するための6つのコツを紹介します。

1.自分の希望を明確にする

相談前に、自分が希望する条件を明確にしておきましょう。

希望する条件が曖昧なままでは、弁護士も具体的な方針を提案しにくくなります。

優先順位が整理されていれば、弁護士はあなたの意向に沿った交渉戦略を立てられます。

あなたが希望する財産を確保するために、ほかの面で譲歩する柔軟な解決策も検討できるでしょう。

ただし、希望が全て通るとは限りません。

弁護士から法的に実現可能な範囲について説明を受け、現実的な落としどころを探ることも大切です。

2.事件の概要や現在の状況を整理する

被相続人や共同相続人の情報、相続開始後の状況を整理してメモにまとめておきましょう。

記憶だけで話すと前後関係が曖昧になったり、時間切れになったりする可能性があります。

相続の相談では、あらかじめ以下の情報を整理しておくのがおすすめです。

  • 被相続人の死亡日
  • 相続関係図(被相続人と各相続人との関係がわかる家系図のようなもの)
  • 親族間での話し合いの経過を時系列にまとめたメモ

上記をまとめたメモを2通作成して相談時に弁護士に1通交付すれば、弁護士が状況を把握しやすくなり、時間も節約できます。

3.トラブルに関する資料は全て持参する

トラブルに関する資料は、手元にあるものをできる限り持参しましょう。

客観的な資料があるほど、弁護士は事実関係を正確に把握できます。

相続の無料相談時に持参するとよい資料は、以下のとおりです。

  • 被相続人と相続人の戸籍謄本
  • 遺言書(ある場合)
  • 相続財産のリスト
  • 相続財産の評価額がわかるもの(預金通帳・取引残高報告書・固定資産税納税通知書など)

なお、自筆証書遺言が見つかった場合、封印のあるものは未開封のまま持参してください。

家庭裁判所の検認手続きを経ていなければ、勝手に開封してはいけません。

共同相続人が調停・審判を申し立てた場合や弁護士を立てた場合は、裁判所や弁護士から届いた資料も持参しましょう。

4.自分に不利な事実も正直に伝える

法律相談では、自分にとって不利な事実も正直に弁護士に伝えましょう。

不利な事情を隠して相談されると、弁護士が事実を正確に把握できず、かえって深刻な事態に陥ってしまうおそれがあります。

自分に不利な事実も包み隠さず伝えれば、適切な対応策をアドバイスしてもらえます。

弁護士には守秘義務があるので、安心して打ち明けましょう。

5.弁護士の話はメモに取っておく

無料相談中に弁護士から受けた助言は、メモに残しておくのがおすすめです。

相談後に内容を見返せるため、聞き逃しや記憶違いが生じにくくなります。

メモには、次にとるべき行動と対応の期限もあわせて書き留めておくと役立ちます。

6.できる限り早い段階で相談する

相続が開始したら、できる限り早い段階で弁護士に相談しましょう。

相続に関する手続きには、期限が設けられているものもあります。

代表例は、以下のとおりです。

手続き 期限
相続放棄・限定承認 自己のために相続の開始があったことを知った時から3ヵ月以内
被相続人の所得税の準確定申告 相続の開始があったことを知った日の翌日から4ヵ月以内
遺留分侵害額請求 相続の開始と遺留分侵害の事実を知ってから1年以内
死亡保険金の請求 被保険者の死亡日から3年以内
相続税の申告・納付 相続の開始があったことを知った日の翌日から10ヵ月以内
相続登記 ・相続(相続人に対する遺贈 を含む)により、不動産を取得した場合は、当該不動産所有権を取得したことを知った日から3年以内
・遺産分割が成立した場合は、遺産分割が成立した日から3年以内

上記の手続きは全てのケースで必要なわけではありません。

しかし、申立てや申請が必要な手続きがあるのに期限を過ぎると、借金返済義務を負ったり、延滞税が課されたりするおそれがあります。

自分のケースでどの手続きが必要になるのか、また各手続きの期限がいつなのかを正確に把握することが重要です。

相続開始後はできるだけ早く弁護士へ相談し、必要な手続きと期限を確認しておきましょう。

無料相談は弁護士選びに役立つ!依頼するかどうかを見極めるポイント

無料相談を活用して複数の弁護士の話を聞き比べることで、自分のケースに適した相性のよい弁護士を見つけやすくなります。

本章では、相続手続を依頼する弁護士の選び方を紹介します。

無料相談は弁護士選びに役立つ!依頼するかどうかを見極めるポイント

1.自分が相談したい分野の解決実績が豊富か

自分が相談したい分野の解決実績が豊富かどうかを確認しましょう。

弁護士が扱う法律の分野は多岐にわたるため、全ての弁護士が相続問題を積極的に取り扱っているわけではありません。

企業法務や刑事事件を中心に扱う弁護士では、相続手続の経験が十分でない可能性があります。

依頼を検討している弁護士が在籍する法律事務所のホームページで、取扱分野や解決事例を確認しましょう。

過去の解決件数や具体的な事例紹介は、弁護士の知識や経験の豊富さを判断するうえで、信頼できる材料のひとつとなります。

相談の場では、あなたの質問に対して具体的に答えてくれるかどうかを確認してください。

知識・経験が豊富な弁護士なら、理解しやすい言葉で的確なアドバイスをくれるでしょう。

2.弁護士が提案する解決方針に納得できたか

弁護士が示した解決方針に自分が本当に納得できているか、しっかり考えてみましょう。

少しでも不安や疑問があるなら、遠慮せず質問し、納得できるまで説明を求めることが大切です。

相談時に示された方針に違和感が残る場合は、無理に依頼を決めず、ほかの弁護士にも相談してみましょう。

3.話しやすく相性が良いと思えたか

相性が良いと感じられるかどうかも、弁護士選びの重要な判断材料です。

相続問題は解決までに数ヵ月から数年以上かかることも多く、弁護士との密なコミュニケーション・信頼関係が欠かせません。

弁護士と考え方や価値観が異なったり、意思疎通がうまくいかないと感じたりした場合は、無理に依頼を決める必要はありません。

無料相談の段階でしっかりと相性を見極め、信頼して任せられる弁護士を選ぶことが大切です。

4.提示された費用が相場と比べて適正か

提示された費用が相場と比べて適正かどうかを確認しましょう。

弁護士費用は、相談料・着手金・成功報酬・実費などで構成されており、一般の方にはわかりにくい側面があります。

費用の内訳や総額の目安、追加費用が発生するケースまで、依頼前に明確に説明してもらえる弁護士なら、安心して任せられるでしょう。

一方、費用について曖昧な説明しかしない弁護士や、質問しても答えを濁す弁護士は避けたほうが無難です。

5.折り返しの連絡などが迅速だったか

迅速かつ丁寧な対応をしてくれる弁護士を選びましょう。

弁護士は複数の事件を同時に取り扱っているため、仕事量や日によっては、即時に対応できない場合も当然あります。

しかし、遅くとも翌営業日から数日中には折り返しの連絡がくるか、時間を要するときは事務職員から一報をもらえるのが一般的です。

弁護士がいつも不在で折り返しの連絡がない、メールの返信がないなど、対応があまりにも遅いようであれば、依頼を控えたほうが良いかもしれません。

弁護士に無料相談できる窓口別デメリット

弁護士に無料相談できる公的窓口には、法テラス・自治体・弁護士会の法律相談センターなどがあります。

ただし、公的機関でも無料相談には、一定の制限があります。

法テラス|無料相談の利用には収入・資力要件がある

法テラスの無料相談を利用するには、収入や資産が一定の基準以下でなければなりません。

法テラスがおこなう民事法律扶助は、経済的に余裕がない方を対象とする制度であるためです。

具体的には、以下の基準を満たす必要があります。

家族人数 収入基準 資産基準
生活保護の基準に定める一級地 そのほか 地域共通
一人 200,200円以下 182,000円以下 180万円以下
二人 276,100円以下 251,000円以下 250万円以下
三人 299,200円以下 272,000円以下 270万円以下
四人 328,900円以下 299,000円以下 300万円以下

※生活保護の基準に定める一級地:東京都特別区・大阪市など
※家賃や医療費などを支払っていれば要件を満たしていなくても利用できる場合あり

なお、同一の問題に関する無料相談は3回まで(1回あたり30分)で、原則として事前予約が必要です。

市役所(自治体)|相談を担当した弁護士にそのまま依頼できない

市役所や区役所の無料法律相談では、原則として相談を担当した弁護士にそのまま依頼できず、弁護士の紹介も受けられません。

また、自治体が実施する無料法律相談は、多くの市民が公平に利用できるよう、利用回数の制限が設けられていることが一般的です。

法律相談センター|弁護士会・相談内容によって有料となる場合がある

法律相談センターは、弁護士会・相談内容によって有料になる場合があります。

センターの相談料は30分5,500円前後が一般的で、無料の対象を一部の分野に絞っている弁護士会も多いです。

多重債務・交通事故・少年事件などは初回相談を無料とするセンターが多い一方、相続の相談は有料となるのが一般的です。

無料になるかどうかは地域で異なるため、予約の際に相談料を確認してください。

弁護士への無料相談は「ベンナビ相続」がおすすめ

相続の無料相談先を探しているなら、「ベンナビ相続」の活用がおすすめです。

「ベンナビ相続」は、相続問題に注力する弁護士を全国から検索できるポータルサイトです。

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相続手続を円滑かつ適切に進めるためには、一定の法律知識が必要です。

弁護士に相談すれば、手続きの選択肢や遺産分割について、的確かつ具体的なアドバイスを受けられます。

掲載中の多くの法律事務所が、初回無料相談に対応しています。

夜間・休日やオンラインの相談に応じる事務所もあるため、まずは「ベンナビ相続」で検索してみてください。

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弁護士への無料相談に関するよくある質問

本章では、弁護士への無料相談に関してよくある質問にQ&A形式で回答します。

Q.無料相談を利用すると必ず弁護士に依頼する必要がありますか?

無料相談を利用したからといって、必ず依頼しなければならないわけではありません。

無料相談後に依頼するかどうかは、あなたが自由に決められます。

提案に納得できない場合や費用面で折り合わない場合は、依頼せずにほかの弁護士へ相談して構いません。

依頼を迷っている段階でも、状況を整理するために気軽に利用してください。

Q.無料相談は有料相談に比べて弁護士の対応が悪くなることはありますか?

無料相談だからといって、弁護士の対応の質が落ちることは基本的にありません。

多くの弁護士は、無料相談を正式な依頼へつなげる重要な場と考えています。

ただし、無料相談の範囲内では、疑問や問題を完全に解決するのが難しいケースも少なくありません。

相談の目的によっては、有料相談や正式な依頼を検討したほうが、より具体的なアドバイス・対応を受けられる場合もあります。

Q.弁護士との無料相談にはどのような服装で行けばよいですか?

服装に指定はありません。

正装(スーツやフォーマルなドレス)である必要はなく、私服で構いません。

仕事の合間にしか時間がとれず、作業服や職場の制服で事務所を訪れる方もいます。

リラックスできる服装で相談に行きましょう。

Q.無料相談で相談した内容をほかの人に知られることはありますか?

弁護士が、相談の事実や相談内容を外部に漏らすことはありません。

弁護士は、職務上知り得た秘密について守秘義務を負っているためです。

法律事務所に勤める事務職員も、弁護士に準じて相談者・依頼者の秘密を守る義務があります。

必要・希望があれば、自宅宛ての郵便物の送付を控えたり、電話をかける時間帯を指定したりと、プライバシーにも配慮してもらえます。

Q.無料相談とうたっていても実際は費用がかかるケースもありますか?

無料相談のみで相談を終えた場合は、弁護士費用は発生しません。

相談の最後に依頼を希望するかどうかを尋ねられた場合、「一度持ち帰って検討します」と伝えれば、そのまま終了できます。

時間超過などで相談料が発生する場合は、事前に告知されるため、意図しない費用を請求される心配は基本的にないでしょう。

まとめ

弁護士への無料相談では、相続に関する法的なアドバイスや解決の見通しを示してもらえます。

遺産分割協議書の作成やほかの相続人との交渉、家庭裁判所への申立てを任せるには、別途委任契約の締結が必要です。

無料相談は、1回30分から60分程度の時間制限や回数制限が設けられていることが多いです。

窓口によっては、相談できる内容や対象者も限られます。

限られた時間で的確な助言を受けるには、事前準備が欠かせません。

相続放棄や相続税の申告など、相続には期限が定められた手続きがあります。

期限を過ぎると、予定外の税負担や返済義務が生じるおそれもあります。

相続の開始を知ったら、できるだけ早く弁護士へ相談し、必要な手続きと期限を確認しておきましょう。

相続の無料相談先を探すなら、ぜひ「ベンナビ相続」を活用してください。

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この記事の監修者
修善寺法律事務所
吉田 朋師 (静岡県弁護士会)
『修善寺法律事務所』は、静岡県密着型の法律事務所で、その中でも相続トラブルに注力しております。 生前対策~相続発生後まで幅広くご対応いただけますので、是非ご連絡してください。
ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)編集部
編集部

本記事はベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ相続(旧:相続弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。 ※本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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