遺産分割、遺留分侵害額請求といった紛争案件を中心に対応しています
特に多くの資産を有する方が亡くなられると、相続人の間で遺産の分け方で揉めてしまうケースが多く、正当な理由もなく財産を独り占めしようとする人物がいるために話が進まないことも少なくありません。
本人に代わり弁護士が法的な主張を行い、それでも話がまとまらなければ裁判所の手続を使うことで適正な内容の遺産相続を目指します。
相談者にとって不利な遺言書が作成されている場合であっても、時効が成立する前に遺留分を請求するための意思表示をすることで、遺言よりも有利な結果が得られることがあり、遺留分として4000万円以上の額を獲得したケースもございます。
面談でのご相談を重視し、出張相談にも対応しています
ご依頼いただく前の段階では、相続人や遺産の状況などを正確に把握するために、資料をご持参いただいた上で行う面談でのご相談を重視しています。
一人でも多くの方の悩みが解決できるよう、日程や時間帯はご事情を踏まえて柔軟に対応致します。
お体の事情などによっては、弁護士による出張相談も随時承っています(場所により交通費や日当を頂戴します。)。
ご依頼いただいた後には、メールや電話を用いて弁護士から状況をお伝えし、依頼者の希望を踏まえた上で今後の進め方について協議致します。
法律論だけに捉われず全体を見据えた解決を図ります
相続問題は法律論だけで最適な解決が可能な場合は少数で、遺産の内容に応じ、金融、保険、不動産、相続税といった観点からの検討が必要となります。
私は弁護士資格の他にAFP(Affiliated Financial Planner)資格を保有し、相続事件に必要となる法律論以外の知識についても絶えることなく研鑽を積んでおり、必要に応じて不動産業者、税理士、会計士、司法書士などとも連携し、法律論だけでなく全体を見据えながら依頼者が最善の利益を得られるよう努めます。
相続開始をきっかけとする多様な事件を扱ってきました
過去に取り扱った解決事例の一部です。
・遺留分として4000万円以上の額を獲得した事例
・預金の履歴から数千万円単位の生前贈与を突き止めた事例
・連絡のつかなくなった遺言執行者から遺産を回収した事例
・なかなか対応しない亡くなった方の保佐人から遺産を回収した事例
・相続開始から3ヶ月が経過した後に行った相続放棄の申述が裁判所により受理された事例
・使途不明金の訴訟を提起し数千万円単位の回収に成功した事例
弁護士費用の基準について
遺産分割協議
着手金 11万円~ 成功報酬 原則として経済的利益の11%
相続人調査、遺産調査、遺産分割調停、審判等は内容に応じて別途ご案内致します。
遺留分侵害額請求(身分関係、遺産の範囲、加算される贈与の範囲等に争いがない場合)
交渉 着手金 3万3000円~ 成功報酬 原則として経済的利益の22~33%
調停 着手金 22万円~ 成功報酬 原則として経済的利益の22~33%
訴訟第一審 着手金 22万円~ 成功報酬 原則として経済的利益の22~33%
上記以外の場合は内容に応じて別途ご案内致します。
相続放棄
相続開始から3ヶ月以内に提出可能な場合 5万5000円~
相続開始から3ヶ月経過後に提出する場合 着手金7万7000円~
成功報酬 原則として経済的利益の5.5%
遺言書作成
自筆証書遺言 5万5000円~
公正証書遺言 11万円~
遺言執行者代理
遺産総額が300万円以下の場合 33万円
遺産総額が300万円を超え3000万円以下の場合 遺産総額の2.2%+26万4000円
遺産総額が3000万円を超え3億円以下の場合 遺産総額の1.1%+59万4000円
遺産総額が3億円を超える場合 遺産総額の0.55%+224万4000円
実費については別途ご負担いただきます。
出廷・出張の日当が別途生じる場合がございます。
いずれも消費税を含む基準となります。