お金以外の財産が絡む相続
相続の対象となるのは、現金や株式といった、価値がハッキリとしているものばかりではありません。
たとえば自動車や貴金属といった動産物や、持ち家や土地、ビルや投資用物件といった不動産も相続の対象となります。
ただそれらにはハッキリとした価値が定まっておらず、その価値は評価額によって増減します。
たとえば同じ土地でも、「固定資産税の評価額」と「公示地価」、「相続税評価額」と「実勢価格(実際に取引されるときの価格)」は大きく異なります。
相続の対象に不動産がある場合、この不動産の評価額が相続人の受け取れる利益を大きく左右します。
たとえば兄が不動産を丸ごと相続して、弟が不動産評価額の半分を現金で兄へ請求する場合、弟にとっては不動産評価額が高いほど高い金額を請求できますが、兄にとっては低い評価額であるほど支払いが少なくて済みます。
ご依頼者の立場に応じて、なるべく利益が最大化する提案・対応をさせていただきます。
その他の相続のお悩みも是非ご相談ください
相続に関する悩みは幅広く、ご依頼いただく方ごとに十人十色といえます。
なるべく有利に相続をしたいという意向から、相続をしたくないというニーズまで、まさにご依頼いただく方ごとにオーダーメイドな対応を要します。
まずはご相談いただいた内容から、適切な提案をさせていただきますので、気軽にご相談ください。
3倍以上の評価額で適切な相続ができた事例
相談時のご状況
ご依頼者様の共同相続人が不動産を丸ごと相続され、ご依頼者様は法定相続分を現金で受け取る流れとなっておりました。
相手方は、不動産の評価額を500万と主張されておりましたが、納得がいかずにご相談いただきました。
アプローチ
不動産業者などへ見積もりを依頼し、実際に取引される場合の実勢価格を参考に、1800万円の評価額を主張いたしました。
結果
先方に交渉を行った結果、1800万円の評価額でご納得いただき、ご依頼者様にご満足いただける相続へ導くことができました。
弁護士を目指したきっかけは祖母でした
もともと母方の祖母の家系が弁護士ということもあり、子ども時代に弁護士を目指すようになりました。
司法試験に合格して弁護士になれると祖母に伝えて、喜んでもらえた記憶があります。
実際に弁護士になってみて、相手方から強い言葉を使われたり、叱責されたりという辛い経験は数え切れませんでした。
しかし依頼者の利益を考え、正当な権利が守られるように、毅然と立ち向かうことで乗り越えています。
ご相談者様と併走できる弁護士です
法律相談を受けるときには、相談をいただく方に、わかりやすい言葉で、ご理解いただけるようにしっかり説明することを心がけています。
わからない部分は何度でも丁寧に説明いたしますし、1〜2時間かけて説明することもございます。
そうして「弁護士は何をしているのか」、「今後どんな流れで進むのか」などをご理解いただくことで、お客様を置いてけぼりにせずに併走できる弁護士を目指しています。
相談することで意外とあっさり解決することもあります
弁護士への相談というと、一昔前は非常に敷居が高く、緊張するものでした。
しかし当事務所には、もっと気負わずに「とりあえず相談」をしていただければと思います。
弁護士に相談することで、意外とあっさり解決することもございますし、迅速に弁護士が介入すべきと判明して早期対応が可能な場合があります。
他方、弁護士の介入が不要だとわかることもあれば、「現状は問題ないけど、こういう状態になったらすぐ相談してください」とアドバイスすることも可能です。
弁護士がやることもないのに、無理に依頼を迫ることはありませんので、安心してご相談ください。