阪上綜合法律事務所

弁護士だった父の背中を見て、「弁護士になろう」と決めた阪上先生。

弁護士となられた現在では、地元に根差し、ご相談をお聞きする地域密着型の弁護士としてご活躍されています。今回は、阪上先生に、お休みの日の過ごし方や、弁護士として大切にしていることまでをお聞きしました。

身近にあった法律、物心ついたころから「弁護士になろう」と

――弁護士になられたきっかけからお聞かせいただけますか。

一番の理由は、父が弁護士をしていたことだと思います。

幼いころから法律に触れる機会が多かったので、弁護士という職業は身近に感じていました。中学生の頃には漠然と意識していたと思いますね。

ただ、当時は中・高と水泳部に所属していて、大学では少林寺拳法部でした。強豪校でもなかったので本気で取り組んでいた、とは言い難いですが…おかけで体力はつきましたね(笑)

――親子二代で弁護士ですか…！例えば、学生時代、将来について他の選択肢は当時なかったのですか？

いえ、それがなかったんですよ。弁護士一択という感じで。

地元の大阪を離れて上京し、早稲田大学に進学したのですが、学部時代から司法試験に向けた勉強はしていました。のちに法科大学院に進み、司法試験に合格して今に至りますね。正直、司法試験は「もう一度やれ」と言われたらできないです(笑)

ご相談・解決に向かうまでの心掛け

――ＨＰで「地域密着」とご記載をされていらっしゃいましたが、ご相談に来られる方も近隣の方が多いのでしょうか？

そうですね。やはり、ご相談に来られるのは堺市の方が多いです。

もちろん、ほかの地域からのご依頼も受けています。事務所のある中百舌鳥駅は南大阪からのアクセスがよいので、河内長野市や大阪狭山市の方、府外ですと和歌山県からのご相談も多くあります。相続の相談ですとご親族が堺にいる方や、相続した土地が堺にあるという方からの相談もあります。

――現在いただくご相談の中では、どういった案件が多いですか？

当事務所では離婚・相続問題が半々くらいでしょうか。具体的な割合までは分かりませんが、相続分野の中では感覚として遺産分割に関する相談が多いですね。次いで遺言書作成でしょうか。この二つに関しては、知識があると自負しているのでぜひお気軽にご相談いただければと思います。

――そういった法律トラブルを解決まで進める際、何か大切にしていることはありますか？

そうですね。中には、「問題の経過状況がわからない」とご不安な方が多いため、随時、経過報告をして依頼者の方の不安をなくしていくことが大切だと思っています。

マメな連絡を取ることで、ご依頼者に安心をしていただけるよう意識して動いていますね。

そのほか、ご相談の際には、できるだけ法律用語をかみ砕き、言葉遣いや言い回しを分かりやすくした説明を心掛けていますね。

「弁護士への相談は初めて…」という方や、緊張されている方も多くいらっしゃいますので、なるべく丁寧に、親身になって相談を受けることは大切にしています。

あとは先の見通しに関して気になられる方って本当に多いんですよ。抽象的に、あくまで可能性の一つとして、「ある程度こういう形で手続きが進んでいきます」や「過去の事例ではこうなります」など見通しは大まかに説明しています。あらかじめネットで情報を検索してこられる方は多いのですが、専門的な分野になると、具体的な手続きの流れなどは調べても分かりにくいことが多いですからね。

休日の過ごし方

――ここらはプライベートな内容について触れていきたいのですが、お休みの日は何をして過ごされているのですか？

一応の趣味というとゴルフなのですが、現在は子どもが小さいので、子育てに集中しておりプライベートはあまりないですね(笑)

ようやく子どもの出来ることも増えてきたので安心しています。公園で遊んだり、家で過ごしたりして…。子どもがかわいいので、一緒に過ごすだけで楽しいですね(笑)