さまざまな相続のお悩みに対応しております
相続のお悩みは、ご相談いただくお客様ごとに、十人十色といっても過言ではありません。
それぞれ被相続人に対する想いや、家族関係、金銭的な背景、これまでの経緯などがあるため、ご依頼者様のお悩みに応じた適切な対応を要します。
- 遺産分割協議書に捺印するように一方的に言われた
- 住宅費用をもらっていた姉と同じ相続割合なのは納得できない
- 父に負債があったため相続放棄をしたい
- 自分が全く相続できないという内容の遺言書に納得できない
- 亡くなった母の介護をしていた妹が財産を使い込んでいるかもしれない
- 不動産が絡む相続で相続人間の主張が食い違っている
いずれの場合にも、法的観点から検討し、適切な対応をとることで、解決に導ける可能性があるため、是非弁護士にご相談ください。
また、相続は家族・親族間における争いとなってしまい、感情的なぶつかり合いから、当事者間では会って話をすることすらできないというところまで関係がこじれてしまっている場合があります。
そのような膠着状態であっても、弁護士という第三者が介入することによって、遺産分割協議が解決に向けて動き出すということもよくあります。
当事者間ではなかなか話が進まないとお悩みの方も、ぜひ一度弁護士へご相談ください。
折り合いがつかない兄弟間の相続をまとめた事例
相談時のご状況
ご兄弟2人の相続で、被相続人の生前から疎遠となっていた相手方から突然、被相続人の銀行口座から預貯金を引き出すための書類が届き、捺印するように求められたとのことです。
同封されていた手紙には、ご依頼者様が相続により受け取る金額についても記載されていましたが、適切な金額であるのか、また上記の書類に捺印してもよいものかわからず、ご相談をいただきました。
アプローチ
ご依頼者様は、自分に有利に相続したいというわけではなく、法的に適切な相続をした場合にはいくら受け取ることができるのかを知ったうえで、遺産分割協議をすることを希望されておりました。
財産の調査を進めていくと、当初の手紙では一切考慮がなされていなかった不動産や保険などの財産があると判明しました。
また相手方には、被相続人の生前に受け取っていた特別受益もあったようです。
結果
法律にしたがい計算した相続分であれば、ご依頼者様はより多くの遺産を受け取ることはできましたが、ご依頼者の相手方への配慮により、相手方に法律にしたがい計算した相続分以上の遺産の取得を認める方向性で相手方と交渉を進めました。
先方にも事情を説明し、ご納得いただき、紛争になることもなくスムーズに遺産分割協議を終えることができました。
お客様の納得とご満足がモチベーションです
弁護士の仕事は、お客様(ご依頼者様)があってのことです。
私のもとにご相談いただいたお客様にご納得いただき、ご満足いただけることが、弁護士という仕事をするうえでの一番の目標であり、やりがいでもあります。
ご相談当初は不安な表情でいらっしゃったお客様に、最後には晴れやかなお顔を見せていただけるよう、最大限尽力させていただきます。
ご依頼者様とのコミュニケーションを重視しています
弁護士へご相談いただく方の多くは、紛争に巻き込まれたり、悩みを抱えていらっしゃったりと、ストレスや不安を抱えている方が少なくありません。
そうしたお客様に対し、私は頻繁な連絡、コミュニケーションでお応えするように心がけています。
ご依頼後に進捗があれば、その度に連絡をさせていただくことはもちろん、進捗がなかったとしても、心配事や悩みはないかとか、現状に関する報告などをさせていただきます。
「いつでも弁護士に気軽に連絡できる」ということをご理解いただくことで、不安を払拭していただき、信頼関係を構築していきたいと考えております。
また、このように細やかかつ頻繁なコミュニケーションをとっていると、思わぬ会話から解決のヒントが得られることも少なくありません。
解決に積極的なお客様の場合、お客様側から「これは証拠に使えますか?」とご提案をいただくこともございます。
二人三脚で伴走する弁護士です
弁護士にはさまざまなスタイルがあります。
依頼者を牽引して、利益最大化を目指し先導するタイプや、私のようにじっくりとお客様の話を伺って、法的な問題や課題を考えて、一緒に悩みながら納得できる結論を模索するタイプもいます。
独走することや、お客様を置いてけぼりにするようなことはございませんので、安心して起こっていることやお悩みを、そのままお話ください。
弁護士が介入するほどの問題でなければ、そのようにお伝えいたしますし、弁護士のサポートが必要であれば一緒に解決策を考えさせていただきます。
二人三脚で、解決に向けて一緒に歩んでいく弁護士ですので、何かお悩みやお困り事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。