遺産分割に関するお悩み
相続人の方が抱えるお悩みは大きくは「相続人同士で遺産分割についてもめている」「突然相続人になったが、何をすればいいのか分からない」という二つに分けられるでしょう。
「相続人同士で遺産分割についてもめている」場合には、以下のような例があげられます。
- 遺言書に長男がすべての財産を相続すると書いてあるが、納得できない。
- 両親の面倒を見ていたから、妹より多く相続したい。
- 面倒を見ていた姉が資産を隠している気がする。
こういったお悩みについて話し合っても、当事者同士の話し合いだと、親族という関係もあり、感情が先行して、うまく話し合いがまとまらないことがほとんどです。
弁護士が介入することで、法律に基づいた判断から建設的な話し合いができるようにサポートいたします。
話し合いがもつれ、調停に進んだ場合でも、ご相談者様の味方として調停でサポートいたします。
「突然相続人になったが、何をすればいいのか分からない」という場合は、弁護士である私に相談いただくことで、適切な手続をご案内し、必要に応じて弁護士に一任することができます。
大切な方をなくした傷も癒えないうちに、たくさんの相続の手続きを行うのは大きなご負担だと思います。
相続手続きとして挙げられるのは、銀行預金や不動産名義の変更などです。
この手続きには相続人全員の印鑑が必要となり、もし相続人全員と連絡がつかず、期限を超過していますと、銀行預金が下せなくなることもありますし、不動産の名義変更をしないまま相続人が亡くなると子や孫の代では相続人が数十人以上に及ぶこともあります。
もし、相続人の所在が分からない場合、弁護士なら職務上請求によって相続人の住所を調査し、探し出せる場合があります。
また、相続する遺産に多額の借金がある場合は、相続放棄を行う判断が妥当であるケースも少なくありません。
自分は財産を相続しないから関係ないと思っていても、裁判所で相続放棄の手続をしない限り、借金は自動的に相続されてしまうため注意が必要です。
相続放棄は、相続があったことを知ってから3ヶ月以内に行わなければなりません。
「相続人同士で遺産分割についてもめている」「突然相続人になったが、何をすればいいのか分からない」どちらの場合でも、早期の相談が、迅速な解決のカギとなります。
遺言書作成をおすすめします
これからご子息に財産を残す予定の方は遺言書の作成をおすすめします。
遺言書を作成することで、相続発生時に遺産分割割合を巡って争うことをある程度予防できるでしょう。
遺言書には自筆証書、公正証書など様々な方式がございます。
自筆証書はご自身の自筆で遺言書を作成することを意味します。
しかし,自筆証書の場合、要件を満たしていないと、遺言自体が無効となり,ご自身の意思を相続に反映できない場合があります。
また、遺言書自体の正当性が疑われ、紛争の火種になる可能性もございます。
弁護士である私にご相談いただくことで、遺言書作成から公正証書としてそれを残すための手続きを一貫してサポートいたします。
具体的には、遺言書の形式やのちに紛争の火種にならないような適切な記載方法をアドバイスし、公証役場との事前調整や同行などを行います。
遺産分割の方法等をアドバイスできます。
ご自身の意思を相続に適切に反映できるよう、弁護士がサポートいたします。
ご相談者様のお気持ちを大切にしています。
弁護士に相談に来られる方は、お悩みを抱え不安な思いでいらっしゃるケースが大半です。
不安な状態であるにもかかわらず、弁護士から、怒られたり、気持ちを否定されることはとてもつらいことだと思います。
法的な観点におけるアドバイスに基づき、依頼者様の利益を最大化することも弁護士の責務です。
一方、ご相談者様の気持ちを十分にくみ取り、礼節をもってご相談に応じることも弁護士である以前の人としての大切な責務であると考えております。
私に依頼していただいた場合、即座に訴訟や裁判に持ち込んだり、依頼者様とのコミュニケーションをないがしろにして勝手に案件を進めたりすることはございません。
ご相談様のお気持ちを実現することを前提に、お悩みに傾聴し、二人三脚で歩んでいきたいと考えています。
まずはご相談ください
身体の不調がある時に、多くお方は病院に行くことでしょう。
病院で先生からの診断をうけ、アドバイスを受けることで、患者さんは安心して病院を後にします。
同じようにお悩みを抱え苦しい思いをしている時も、弁護士である私にご相談ください。
問題解決のための筋道をお示しし、アドバイスすることでひとまず安心できると思います。
不安な気持ちを抱え続けるのは本当に苦しいかと思います。
躊躇せずに、まずはお気軽に弁護士である私にご相談ください。
二人三脚でご相談者様の希望を実現して、「この先生に頼んでよかった」と思っていただけるようなリーガルサポートを目指しています。