条件を絞り込む
都道府県
福井県で遺産相続に強い弁護士 が26件見つかりました。
利用規約・個人情報保護方針・LINE利用規約に同意の上、各法律事務所にご連絡ください。
ただいま営業中
07:00〜22:00
営業時間外
営業時間外
弁護士を選ぶコツは?
経験・実績や注力分野が自分に合っている弁護士を選びましょう。また、良さそうな所が見つかったら、実際に相談してみるのも重要です。そうすることで「依頼先として信頼できそうか」「あなたと相性は良さそうか」「やり取りがスムーズか」「説明が分かりやすく納得できるか」など、掲載情報だけでは得られない「依頼の決め手になる判断材料」を手に入れることが出来ます。
複数の弁護士に相談できる?
相談可能です。一度相談したからと言って必ず依頼しなければいけないということはありませんので、ご安心ください。無料相談などを活用し比較検討することで、より納得のいく提案を受けやすくなりますし、あなたにピッタリな弁護士が見つかる可能性が高まります。
ただいま営業中
08:00〜20:00
営業時間外
営業時間外
営業時間外
相談前に準備すべきことは?
「相談内容」をはじめ「相続問題が発生した経緯」や「登場人物」「聞きたいこと」を整理しておきましょう。相談内容をまとめたメモを面談に持参するのもよいでしょう。面談希望の場合は、候補日時を2~3つ用意しておくとスムーズに予約が取れます。
営業時間外
営業時間外
営業時間外
営業時間外
営業時間外
営業時間外
営業時間外
営業時間外
営業時間外
福井県の令和5年(2023年)分相続税申告事績は、国税局の公表資料にまとめられています。
相続税の基礎控除は『3,000万円+600万円×法定相続人数』で、これを超える財産がある場合に申告が必要です。
詳細な数値は下記の出典リンクからご確認ください。
※ 福井県単独の申告事績データは金沢国税局の公表資料に掲載されていません。
以下は金沢国税局管内(富山県・石川県・福井県)全体の令和5年分データです。
国税局管内全体の相続財産の内訳は、土地が23.9%(98,780百万円)、家屋が5.1%(21,001百万円)、有価証券が16.3%(67,303百万円)、現金・預貯金等が41.5%(171,882百万円)、その他が13.2%(54,575百万円)です。
土地と家屋を合わせた不動産は29.0%を占めています。
財産構成では現金・預貯金等の比率が41.5%と最大となっています。
※ 福井県単独の財産構成は公表されていません。
以下は金沢国税局管内(富山県・石川県・福井県)全体の令和5年分データです(単位:百万円)。
出典:金沢国税局『令和5年分 相続税の申告事績の概要』(金沢国税局管内全体)
福井県内で相続の話し合いがまとまらず家庭裁判所に持ち込まれるケースは、裁判所の司法統計年報で公表されています。
全国の遺産分割事件(調停・審判)は毎年1万5,000件前後で推移しています。
相続人の間で意見が割れたときは、早い段階で弁護士に相談し、家裁の調停も視野に入れた方針を立てると長期化を防げます。
出典:最高裁判所『司法統計年報 家事編』(遺産分割事件の動向)
福井県の相続では、財産構成と相続人の居住地、相続税の課税水準に関する特徴があります。
下記のポイントを踏まえて、早めに相続人と財産の全体像を整理しておくことが長期化を防ぐ鍵となります。
・金沢国税局管内(富山・石川・福井)の令和5年分課税割合は8.3%で全国平均9.9%を下回っており、福井県を含む北陸3県全体では相続税の課税ケースが全国より少ない水準です。
令和4年の8.6%から▲0.3ポイントと微減傾向にあり、基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人数)以下の財産規模の相続が多いことが背景にあります
・管内の申告税額合計は452億円で令和4年比114.1%と大きく増加しており、被相続人1人当たり税額も1,359万円(前年比118.4%)と急増しています。
福井県内でも資産価値の上昇が課税額に反映されており、特に有価証券や現金・預貯金等を多く保有する世帯では注意が必要です
・管内の相続財産構成では現金・預貯金等が41.5%と最大で、土地(23.9%)を大きく上回っています。
全国的な傾向と同様に金融資産の比率が高く、福井県内でも預貯金・有価証券の把握が相続税申告の重要なポイントとなっています
・福井県は嶺北(福井・越前・永平寺エリア)と嶺南(若狭・敦賀エリア)に分かれ、北前船の寄港地として栄えた歴史から、老舗企業の株式・事業用資産が絡む相続案件が発生しやすい地域でもあります。
また越前漆器・越前和紙など伝統工芸品の評価が相続財産に含まれるケースもあります
・2024年4月の相続登記義務化により、福井県内の未登記不動産の整理が急務となっています。
福井地方法務局は本局(福井市)・武生支局(越前市)・敦賀支局・小浜支局の計4拠点で相談を受け付けており、嶺北・嶺南の広い管内をカバーしています
福井県で相続を相談する窓口は、紛争がある場合は弁護士、相続登記は司法書士、相続税は税理士、書類作成のみは行政書士と、案件の内容で使い分けます。
費用を抑えたい場合は、弁護士会の法律相談センターや法テラスの無料相談を利用できます。
家庭裁判所・公証役場・法務局は手続きの申立先として必ず関わる公的機関で、遺産分割調停・遺言公正証書の作成・相続登記の申請先となります。
ここでは福井県で利用できる公的・士業団体の相談窓口を8種類にまとめます。
福井弁護士会は1会体制で、福井市順化に会館を置き、嶺北・丹南・嶺南の3エリアに法律相談センターを設けています。
相続・遺言・遺産分割・相続放棄・遺留分など相続全般に対応しており、電話(0776-23-5255)で相談の申し込みが可能です。
弁護士費用の見通しや遺産分割をめぐる親族間の争いなど、他の士業では対応できない案件についても対応します。
相談は電話または来館で受け付けています。
FAXは0776-23-9330。
各相談センターの開設日・開設時間は公式サイト(http://www.fukuben.or.jp/)でご確認ください。
| 名称 | 住所 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 福井弁護士会(本会) | 〒910-0004 福井市順化4-3-1 サクラNビル新館 | 0776-23-5255 |
| 丹南法律相談センター | 越前市府中1丁目11番2号 市民プラザたけふ4F | 0778-23-5255 |
| 嶺南法律相談センター | 敦賀市東洋町1-1 プラザ萬象内 | 0770-22-0049 |
出典:福井弁護士会 公式サイト
※ 上記は2026年4月時点の情報です。
最新情報は各団体の公式サイトをご確認ください。
収入・資産が一定基準以下の方は、法テラスを通じて弁護士費用の立替制度と無料相談(最大3回)を利用できます。
法テラス福井は福井市宝永に1か所設置されており、相続・遺言・相続放棄・遺産分割など相続分野の相談に対応しています。
無料法律相談は毎週火・金曜日(9時10分〜12時30分)に実施しており、電話(0570-078348)での申し込みが必要です。
営業時間は平日9時〜17時(祝日・年末年始を除く)。
無料法律相談は毎週火・金曜日9時10分〜12時30分。
高齢者・障害者・遠隔地居住者向けの出張法律相談も実施しています。
法テラスの民事法律扶助(無料相談・費用立替)を利用するには、収入と資産の基準を満たす必要があります。
基準額は地域で異なり、下表は福井県に適用される一般地域の基準です。
収入基準は手取り月収で、家賃や医療費などの支出は別途加算されます。
資産基準は預貯金・有価証券などの合計額で、詳細は法テラス各事務所で審査されます。
相談は1案件につき最大3回まで無料で、弁護士費用の立替制度も合わせて利用できます。
| 同居家族の人数 | 収入基準(月額・手取り) | 資産基準 |
|---|---|---|
| 1人(単身) | 182,000円以下 | 180万円以下 |
| 2人 | 251,000円以下 | 250万円以下 |
| 3人 | 272,000円以下 | 270万円以下 |
| 4人 | 299,000円以下 | 300万円以下 |
| 名称 | 住所 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 法テラス福井 | 福井市宝永4-3-1 サクラNビル2F | 0570-078348 |
出典:法テラス福井 事務所案内
※ 上記は2026年4月時点の情報です。
最新情報は各団体の公式サイトをご確認ください。
2024年4月1日から相続登記が義務化され、相続開始を知った日から3年以内の申請を怠ると10万円以下の過料の対象となります。
福井県司法書士会は福井市下馬に本会を置き、電話(0776-43-0601)で相続登記・遺産承継の相談を受け付けています。
相続登記の義務化を受け、手続きの負担を軽減する相続人申告登記制度も活用できます。
相続登記相談センターの開催日程・出張相談の詳細は公式サイト(http://www.fukuishiho-shoshi.or.jp/)でご確認ください。
相続登記義務化に伴う相続人申告登記制度も活用できます。
| 名称 | 住所 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 福井県司法書士会 本会 | 〒918-8112 福井市下馬二丁目314番地 司調合同会館 | 0776-43-0601 |
※ 上記は2026年4月時点の情報です。
最新情報は各団体の公式サイトをご確認ください。
相続税は「3,000万円+600万円×法定相続人数」の基礎控除を超える場合に課税されます。
北陸税理士会(石川・富山・福井の3県を管轄)は金沢市に本部を置き、福井県事務局が福井市日之出で相談窓口を担当しています。
相続税・贈与税の申告、生前対策、不動産評価など幅広く対応しており、電話(0776-52-0510)または本部(076-223-1841)で相談の申し込みができます。
税務相談センターの開設日・開設時間の詳細は北陸税理士会公式サイト(http://www.hokurikuzei.or.jp/)でご確認ください。
無料税務相談(電話相談窓口)も実施しています。
| 名称 | 住所 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 北陸税理士会 本部 | 〒920-0022 石川県金沢市北安江3-4-6 | 076-223-1841 |
| 北陸税理士会 福井県事務局 | 〒910-0859 福井市日之出5丁目14番25号 | 0776-52-0510 |
出典:北陸税理士会 公式サイト
※ 上記は2026年4月時点の情報です。
最新情報は各団体の公式サイトをご確認ください。
遺産分割協議書・相続関係説明図の作成、戸籍収集など書類作成業務を中心に対応しています。
相続人の間に争いがある案件は弁護士の業務範囲のため、行政書士では取り扱えません。
福井県行政書士会は福井市大手の福井放送会館3階に本会を置き、毎月第3水曜日(午後1時〜4時、福井市役所会議室)に無料相談会を開催しています。
電話(0776-27-7165)で問い合わせできます。
定例無料相談会は毎月第3水曜日13時〜16時、福井市役所1階市民サービス推進課相談室にて開催。
相続・遺言・農地転用・営業許可等に対応。
業務範囲は書類作成のみで、争いのある遺産分割や遺留分請求は弁護士に相談する必要があります。
| 名称 | 住所 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 福井県行政書士会 本会 | 〒910-0005 福井市大手3丁目4番1号 福井放送会館3階K室 | 0776-27-7165 |
※ 上記は2026年4月時点の情報です。
最新情報は各団体の公式サイトをご確認ください。
遺産分割調停・審判、相続放棄の申述、遺言書の検認の申立先です。
福井家裁本庁が福井市春山に置かれ、越前市・鯖江市・今立郡方面は武生支部、敦賀市・南越前町方面は敦賀支部が管轄します。
小浜出張所は嶺南(若狭)エリアの小浜市に設置されています。
相続放棄は原則3か月以内、遺言書検認は遺言者の死亡を知った後遅滞なく申立てる必要があります。
本庁の電話番号(0776-91-5069)は家事受付係(相続放棄・遺産分割調停等)の直通番号です。
管轄は申立人の住所地ではなく被相続人の最後の住所地の家庭裁判所となります。
相続放棄の申立書の書式は裁判所公式サイトからダウンロードできます。
| 名称 | 住所 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 福井家庭裁判所 本庁 | 〒910-8524 福井市春山1-1-1 | 0776-91-5069 |
| 福井家庭裁判所 武生支部 | 〒915-8524 越前市日野美2-6 | 0778-23-0050 |
| 福井家庭裁判所 敦賀支部 | 〒914-8524 敦賀市松栄町6-10 | 0770-22-0812 |
| 福井家庭裁判所 小浜出張所 | 〒917-8524 小浜市城内1-1-2 | 0770-52-0003 |
※ 上記は2026年4月時点の情報です。
最新情報は各団体の公式サイトをご確認ください。
遺言公正証書の作成や遺産分割協議書の認証を扱います。
福井県内には福井市・越前市・敦賀市の3か所に公証役場があり、すべて予約制です。
嶺北(福井・越前)と嶺南(敦賀・小浜)の主要都市をカバーしており、病気や高齢で来所できない場合は自宅・病院への出張作成にも対応しています。
遺言公正証書の手数料は遺産額に応じて段階制で、証人2名の立会いが必要です(公証役場で手配も可)。
住所は公証人連合会の福井県公証役場一覧(2026年4月時点)に基づきます。
建物名・階数などの詳細は各役場に直接確認してください。
小浜市・若狭地区からは敦賀公証役場への出張相談も可能です。
| 名称 | 住所 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 福井合同公証役場 | 福井市順化1-24-43 ストークビル9階 | 0776-22-1584 |
| 武生公証役場 | 越前市京町2-1-6 善光寺ビル1階 | 0778-23-5689 |
| 敦賀公証役場 | 敦賀市中央町1-13-32 M&Mビル101 | 0770-23-3598 |
※ 上記は2026年4月時点の情報です。
最新情報は各団体の公式サイトをご確認ください。
相続登記は不動産所在地を管轄する法務局に申請します。
2024年4月1日から相続登記は義務化され、3年以内の申請を怠ると10万円以下の過料の対象となります。
2020年7月開始の自筆証書遺言書保管制度も法務局で利用でき、手数料は3,900円/件です。
福井地方法務局は本局1か所・支局3か所の計4拠点を管轄しており、嶺北・嶺南の主要都市をカバーしています。
自筆証書遺言書保管制度の詳細は福井地方法務局の専用ページで案内されています。
相続登記の申請は不動産の所在地を管轄する支局で行います。
相続人申告登記制度(簡易版の仮登記)も活用できます。
| 名称 | 住所 | 電話番号 |
|---|---|---|
| 福井地方法務局 本局 | 〒910-8504 福井市春山1丁目1番54号(福井春山合同庁舎) | 0776-22-5090 |
| 武生支局 | 〒915-0883 越前市新町9号9番地11 | 0778-22-0194 |
| 敦賀支局 | 〒914-0065 敦賀市松栄町7番28号(敦賀地方合同庁舎) | 0770-25-0174 |
| 小浜支局 | 〒917-0074 小浜市後瀬町7番10号(小浜地方合同庁舎) | 0770-52-0238 |
※ 上記は2026年4月時点の情報です。
最新情報は各団体の公式サイトをご確認ください。
福井県の相続で争点になりやすいのは、不動産の評価と分割方法、そして遠方に住む相続人との調整の2点です。
区分マンションや収益不動産が含まれる場合、評価額が大きくなりやすく、現金化するか共有で持つか代償金で調整するかで意見が割れる事情があります。
相続人が県外や海外に居住しているケースも多く、協議書への押印や印鑑証明の郵送だけで数か月かかることも珍しくありません。
早い段階で家族構成と財産目録を整理し、合意形成の見通しを立てる工程が福井県の相続で重要になります。
不動産が絡む場合は評価額と分け方の整理が争点になりやすく、専門家の伴走が役立ちます。
別居や遠方居住の相続人がいると、合意形成までの調整負担が大きくなりやすいです。
家庭裁判所や法務局に提出する資料を先にそろえておくと、手続きが進めやすくなります。
福井県で相続の手続きを進める際は、2024年4月1日に施行された相続登記の義務化が最も大きな制度変更です。
不動産を相続で取得した人は、相続開始と所有権取得を知った日から3年以内の登記申請が義務付けられ、正当な理由なく怠ると10万円以下の過料の対象となります。
相続税の申告期限(10か月)、相続放棄の期限(3か月)、遺留分侵害額請求の時効(1年)といった期限付きの手続きも多く、福井県で相続が発生したら、まず期限のある手続きから優先的に進める必要があります。
2024年4月1日以降、不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内に相続登記を申請することが義務化されました。
正当な理由なく申請しない場合、10万円以下の過料が科される可能性があります。
義務化は2024年3月31日以前の相続にも遡及適用され、施行日から3年の経過措置期間が設けられました。
登記が難しい場合は、暫定的な『相続人申告登記』(単独申請・登録免許税非課税)を利用する選択肢もあります。
2020年7月10日に開始された自筆証書遺言書保管制度では、作成した自筆証書遺言を法務局で保管できます。
保管手数料は1件3,900円で、家庭裁判所での検認手続が不要になる点が大きなメリットです。
遺言者の住所地・本籍地・所有不動産の所在地のいずれかを管轄する法務局が申請先となり、本人が直接出向いて申請する必要があります。
死亡後は相続人からの閲覧請求・遺言書情報証明書の交付請求が可能です。
相続税は『3,000万円+600万円×法定相続人数』の基礎控除を超える場合に課税されます。
申告・納付の期限は被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内です。
配偶者の税額軽減は1億6,000万円または法定相続分のいずれか多い金額まで非課税となり、居住用宅地は330㎡まで80%評価減の小規模宅地等の特例が適用できます。
どの特例も適用には申告書の提出が必要で、申告期限を過ぎると使えないものもあるため早めの準備が必要です。
相続放棄と限定承認は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内に、被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所に申述します。
3か月を過ぎると原則として単純承認とみなされ、プラスの財産もマイナスの財産(借金・保証債務)も全て相続することになります。
財産調査に時間がかかる場合は、3か月の期間内に家裁へ『期間伸長の申立て』を行うことで、さらに3か月程度の延長が認められるケースもあります。
兄弟姉妹以外の法定相続人には、最低限の取り分を保証する遺留分が認められています。
2019年7月の民法改正で遺留分は金銭債権化され、侵害された相続人は金銭で請求できるようになりました(改正前は物権的返還請求)。
時効は相続開始および遺留分侵害を知った時から1年、相続開始から10年が除斥期間です。
期限を過ぎると請求権が消滅するため、遺言で極端に少ない取り分になっている相続人は早めに弁護士へ相談するのが安全です。
福井県で相続手続きを進めるには、相続人と財産の確定から始まり、遺産分割、相続税申告、名義変更と登記までの5段階を順番に進めます。
中でも期限が明確に決まっているのは、相続放棄の3か月、相続税申告の10か月、相続登記の3年の3つです。
期限のある手続きを起点に逆算して計画を立てると、抜け漏れなく進められます。
財産調査と相続人の確定には戸籍の収集だけで1〜2か月かかることも多いため、福井県で相続が発生したら早めに着手するのが安全です。
被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を本籍地の市区町村役場で取り寄せ、法定相続人を確定させます。
不動産・預貯金・有価証券・生命保険・負債を一覧化し、プラスとマイナスの財産の全体像を把握することが最初の作業です。
借金が明らかに多い場合は、この段階で相続放棄(3か月以内)の検討に入ります。
自宅・貸金庫を探すほか、公証役場の遺言検索システムで遺言公正証書の有無を照会できます。
法務局の自筆証書遺言書保管制度を利用していた場合は、相続人から遺言書情報証明書の交付を請求します。
自宅などで見つかった自筆証書遺言は家庭裁判所の検認を受けないと開封・執行できません。
遺言がない場合や遺言と異なる分割をする場合は、相続人全員で遺産分割協議を行います。
合意内容を遺産分割協議書にまとめ、相続人全員が実印で押印し、全員の印鑑証明書を添付します。
相続人が遠方に住んでいるときは、協議書を郵送で回覧するか、代理人の弁護士を介してまとめる方法が一般的です。
基礎控除を超える遺産がある場合、被相続人の死亡から10か月以内に相続税申告書を税務署へ提出します。
配偶者の税額軽減や小規模宅地等の特例を使うには申告書の提出が必要で、無申告だと特例を使えなくなるリスクがあります。
申告は税理士に依頼するのが一般的で、相続財産の評価書類の準備に2〜3か月かかるため早めの相談が望ましい段階です。
不動産は相続登記(2024年4月から3年以内の申請義務)、預貯金は金融機関での相続手続き、自動車は陸運局での名義変更が必要です。
相続登記は司法書士、金融機関手続は相続人自身か専門家(司法書士・行政書士)が代行するのが一般的です。
登記を放置すると次世代の相続で相続人が爆発的に増え、協議が困難になります。
福井県の相続に関してよくある質問を、相談先の選び方・相続登記・相続放棄・遺言書・地域特性・遠隔相続人の6つの観点で整理しました。
どの窓口に相談すべきか迷ったら、案件の種類と費用感から絞り込むのが実務的です。
争いがある・予想される場合は弁護士、不動産の名義変更がメインなら司法書士、相続税がかかりそうなら税理士を選びます。
費用面が気になる場合は、福井県を管轄する弁護士会の法律相談センターや法テラスの無料相談からスタートするのが安全です。
相談内容によって最適な窓口が変わります。
相続人の間で意見が対立している、または対立が予想される場合は弁護士が窓口で、遺産分割調停や遺留分侵害額請求の代理まで一貫して任せられます。
相続登記や遺産分割協議書の作成が中心なら司法書士、相続税の申告が必要な場合は税理士が適任です。
費用を抑えたい場合は、福井県を管轄する弁護士会の法律相談センターや法テラスの無料相談から始める選択肢があります。
料金は拠点ごとに異なるため、各弁護士会の公式サイトで最新の相談料を確認するのが安全です。
2024年4月1日から相続登記は義務化されており、不動産を相続したことを知った日から3年以内に登記を申請しないと、10万円以下の過料の対象となります。
2024年3月31日以前に発生した相続も義務化の対象で、施行日から3年の経過措置期間中に登記する必要があります。
登記を放置すると将来の売却や担保設定に支障が出るだけでなく、次世代の相続で相続人が増えて協議が困難になるリスクもあります。
早めに司法書士に相談するのが安全です。
相続放棄は、自己のために相続の開始があったことを知った時から3か月以内に、被相続人の最後の住所地を管轄する家庭裁判所に申述する必要があります。
被相続人が福井県に住んでいた場合、住所地を管轄する福井県の家庭裁判所(本庁または支部)が申述先となります。
借金の調査などで3か月では判断が難しいときは、家裁に『熟慮期間伸長の申立て』を行うことで期間延長が認められるケースもあります。
確実性を重視するなら公証役場で作成する遺言公正証書、費用を抑えたいなら自筆証書遺言+法務局保管制度の2択が実務的です。
遺言公正証書は公証人が作成し原本を公証役場で保管するため、偽造・紛失のリスクがなく、家裁の検認も不要です。
自筆証書遺言+法務局保管は手数料3,900円で保管してもらえ、こちらも検認不要になります。
福井県内にも公証役場と遺言書保管を扱う法務局が複数あり、いずれの方式も利用できます。
不動産が絡む場合は評価額と分け方の整理が争点になりやすく、専門家の伴走が役立ちます。
加えて、福井県は相続税の試算を早めに行うことが安全です。
別居や遠方居住の相続人がいると、合意形成までの調整負担が大きくなりやすいです。
相続人の一部と連絡が取れないときは、不在者財産管理人の選任を家庭裁判所に申立てる制度も使えます。