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【遺言無効を認めず】遺言者の甥に全ての遺産を遺贈する内容の遺言の無効主張を排斥

遺言書
50代
男性
会社員
遺産の種類
不動産、現金、預貯金、家財
回収金額・経済的利益
10,000万円
依頼者の立場
被相続人の甥
紛争相手
被相続人の甥

依頼前の状況

依頼者の伯母が、依頼者が身の回りの面倒を看てくれたことへの感謝として、「全財産を依頼者に相続させる」という内容の自筆証書の遺言書を残して亡くなりましたが、依頼者の別の甥が、被相続人が高齢の時期に作成されたものであることを理由として、同遺言の有効性を争う姿勢を示していました。
依頼者は、相手方の主張に納得できず、相談に来られました。

依頼内容

客観的な資料(市役所の介護認定や病院のカルテ)を収集したうえで、遺言能力に問題がなく、遺言が有効であることを相手方に、説明、説得してほしいとのご相談を頂きました。

対応と結果

遺言能力の判断で重要な資料となる、市役所の介護認定や病院の治療記録(カルテ)の取り寄せ検討や、被相続人(遺言者)が生前、不動産を売却していたことから、同売却資料を取得して、相手方へ説明、説得を行い、遺言無効の裁判を行わせないという解決を実現することが出来ました。

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