【遺留分で2200万円獲得】全部相続させる遺言に対し遺留分を獲得した事例

遺産・財産の使い込み

60代

女性

主婦

遺産の種類不動産、現金、預貯金、有価証券	回収金額・経済的利益 2,200万円
依頼者の立場被相続人の娘被相続人依頼者の母紛争相手依頼者の兄弟

依頼前の状況

依頼者の母が、①「依頼者を相続人から廃除する」、②「全財産を長男に相続させる」という内容の遺言書を残して亡くなりました。
長男が遺言に従い、依頼者が相続人から廃除されるため、遺産を渡さない、遺産を開示しませんでした。依頼者は、長男の態度に納得できず、相談に来られました。

相続人であることを前提として、遺留分を請求したい。預貯金の不正な引出しがあれば、それも遺留分の計算の基礎としたいとのご相談を頂きました。

長男が依頼者を相続人から廃除する申立を千葉家庭裁判所に行いましたが、これを棄却する決定を獲得しました。長男はこれを不服として東京高等裁判所へ抗告を行いましたが、これを却下する決定を獲得しました。

その後、遺留分請求する調停を千葉家庭裁判所へ申し立て、最終的に2200万円を獲得しました。

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