紛争化した遺産分割事件
相続に関する問題は、紛争化してしまった遺産分割に関する相談をお受けすることが多いです。
相続人同士の感情がぶつかりあい、お互いに譲歩できずに紛争化することがありますが、客観的に見ると落とし所が見えるケースも少なくありません。
そうした場合、状況を細やかに整理して、感情的になっている部分を落ち着かせて法的に適切な結論を目指すことが可能です。
相続問題ではお気持ちに寄り添うことを心がけています
相続とは、大切なお身内を亡くされたときに発生するものであるため、当事者は動揺していたり悲しまれていたりすることがあります。
また被相続人との生前のご関係によっては、なかなか気持ち的に譲歩ができない場合や、冷静な判断ができない場合があるでしょう。
- 被相続人に昔ひどいことをしたのに…
- 兄弟からこんなことをされたのに…
弁護士としてはまず、そうした思いを全て受け入れることを優先させていただきます。
考慮できない要素を上手く収め、法的にどうなるか等を図表などに落とし込んで説明することで、適切な相続を目指します。
複雑・多額な相続問題も丁寧に対応します
相続の対象となる遺産の金額が大きかったり、不動産や債権などが含まれていたりする場合、複雑化するケースがあります。
また相続人の人数やご状況によっては、財産の使い込みや、生前の特別受益、介護などによる寄与分など考慮すべき事項がある場合も少なくありません。
そうした事案であっても、考慮すべき点を丁寧に精査して、ひとつひとつ紐解き解決することを心がけています。