相続関係者の中に外国籍の方がいた遺産分割事例

遺産分割

依頼前の状況

被相続人が複数回の結婚をしていたことから前妻の子、後妻の子がそれぞれ複数おり、加えて一部代襲相続が発生していたことから相続関係はかなり複雑でした。また、代襲相続については既に亡くなられている方が外国籍でした。そのため、どの様に手続を進めて良いか分からずご相談にいらっしゃいました。

依頼内容

相続人の確定から遺産分割手続まで全てをお願いしたいとのご依頼をいただきました。

対応と結果

まずは、ご依頼者様から被相続人の方まで戸籍を遡り、相続人の確定を行いました。また、代襲相続に関しては、被相続人の子が既に亡くなっていたのですが、当該被相続人の子は婚姻によって日本国籍から外国籍となっていたため日本の国籍によって公的な死亡の確認ができませんでした。弁護士において調査したところ、国籍を有する国において死亡証明書が発行可能であるとのことであり、行政書士と連携して死亡証明書を取得し手続を進めました。その結果、遺産分割協議がまとまり、金融機関等での相続手続きも行うことができ、無事に遺産分割手続が終了致しました。

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