先日、NHKでエンディングノートについての番組が放送されていました。『終活』の一環としてエンディングノートに関心を持つ方も増えています。
エンディングノートは、遺言書のように決められた形式で書く必要がないため、気軽に書くことができる点に魅力を感じている人も多いのかもしれません。
そのエンディングノートですが、どこで買えるのでしょうか。また、買う以外の入手方法はないのでしょうか。
この記事では、エンディングノートの入手方法と書いておきたい内容を紹介します。
エンディングノートの主な入手先は以下のとおりです。
・書店・ネット通販で購入する
・無料配布のものを入手する
・スマホアプリをダウンロードする
・自作する
1つずつ確認していきましょう。
市販されているエンディングノートが欲しい場合には、書店で購入できます。どこの売り場に置いてあるかは書店によって異なりますが、基本的には相続関連の書籍売り場にあるでしょう。
また、Amazonなどのネット通販でも取り扱いがあります。中身は確認できないですが、その分探す手間が省けますよね。
エンディングノートには無料配布されているものも。葬儀会社の資料請求特典としてもらえたり、市役所などが作成したフォーマットをネット上でダウンロードできたりします。
スマホでエンディングノートを書くこともできます。アプリには無料のものと有料のものがあり、コスパや機能面、使い心地などから好きなほうを選んでみては。
ただし、スマホアプリの場合、サービスが終了してしまうと利用できなくなるので注意してください。
エンディングノートは書いておきたい内容さえ押さえておけば、市販の大学ノートやパソコンのWord・Excelを使って作成できます。
『ノートの見た目にこだわりたい』、『相続のことや死後の手続きについて書くことができればよい』という場合には、自作してみるのも楽しいかもしれませんね。
エンディングノートは自由に書くことができますが、基本的には以下のような項目が用意されていることがほとんどです。
これらの項目をすべて書く必要はなく、自身が書きやすい、書いておきたい項目から取り組みましょう。
エンディングノートは、遺言書と違い自由なものです。自身が納得のいくものを楽しく作れるといいですね。
エンディングノートは書店やネット通販で買う以外にも、無料フォーマットやスマホアプリなどをダウンロードして手に入れることができます。
無料配布されているものや、書き方を解説しているサイトなどを参考にすれば自作も可能です。当サイトにもエンディングノートの書き方を解説した記事がありますので、興味があればご覧ください。
また、エンディングノートだけでなく遺言書にも興味がある方は、以下の記事をご覧いただければと思います。
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