相続を放棄した場合の遺留分

相続
相続放棄

相続人一人が相続放棄をした場合、遺留分の権利はどうなるのでしょうか?

相談者(ID:)さん

2014年05月09日

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中尾 武史
弁護士(虎ノ門法律経済事務所大阪支店)

相続放棄をした相続人は,「相続人」の地位を失いますから,遺留分の請求はできません。 また...

相続放棄をした相続人は,「相続人」の地位を失いますから,遺留分の請求はできません。

また,相続人の一人が相続放棄をしたとしても,他の相続人の遺留分が増減することはありません。
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中尾 武史
弁護士(虎ノ門法律経済事務所大阪支店)
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相続人の一人が相続放棄をした場合には、他の相続人の相続分が増えることになります。したがって、他...

相続人の一人が相続放棄をした場合には、他の相続人の相続分が増えることになります。したがって、他の相続人の遺留分の権利もその分だけ増えることになります。たとえば、相続人が子供3人だった場合を考えると、本来であれば3分の1ずつの相続分となりますが、そのうちの一人が相続放棄すると他の2名の相続分が増えてそれぞれ2分の1ずつの相続分となります。遺留分についても、各人6分の1だったものが、一名の相続放棄で各人の遺留分が4分の1ずつとなります。
具体的な事例を踏まえたアドバイスが必要と考えられますので、専門家にご相談されてはいかがでしょうか。
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大貫 憲介
弁護士(さつき法律事務所)

放棄した方が初めから相続人でないと仮定して(民法939条)、計算します。

放棄した方が初めから相続人でないと仮定して(民法939条)、計算します。弁護士回答の続きを読む
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大貫 憲介
弁護士(さつき法律事務所)
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