相続財産の範囲
母が亡くなって私と弟で遺産を分割しなくてはなりません。弟とは絶縁状態にあるため直接話をしたくありません。直接顔を合わせず協議をすることは可能でしょうか。
それと、弟はかなり高額のお金を母から借りており、借用書などはありませんが、母が手帳につけていたものがあります。これは生前の贈与として今回の遺産の分割に考慮されるものでしょうか。
相談者(ID:)さん
弁護士の回答一覧
きょうだいでそのような関係にあるケースは決して珍しいことではありません。 弁護士を代理人とし...
弁護士を代理人として協議を進めれば、miyaさんが遺産分割のことで弟さんと直接顔を合わせたり言葉を交わしたりせずに済みます。
弟さんの借入金については、miyaさんのご指摘のとおり、贈与(特別受益)または貸金債権として、遺産の算定の中で反映させることは可能です。ただし、弟さんから「借りた覚えはない」「借りたけど返した」などの反論が出てくることも考えられます。弁護士回答の続きを読む
弁護士に依頼するとか、あるいは調停で顔を合わせないように配慮をしてもらうとか、が考えられます。...
住所 | : | 東京都文京区千駄木3-36-8シルバーパレス千駄木202 |
---|---|---|
対応地域 | : | 全国 |
【千駄木駅1分】親しみやすい弁護士。弁護士歴20年以上のベテランが、あなたに寄り添い納得のいく解決へと導きます。
遺産分割協議は相続人全員で行う必要があります。ですから、基本的にはご質問者と弟さんとの間での話...
次に、生前贈与つまり特別受益ですが、この点についても裏付け資料を持参して専門家にご相談されてみてはいかがでしょうか。弁護士回答の続きを読む
貸金が相続開始時点でも残っていた場合には、相続財産となります。 問題は、貸金の存在や額の...
問題は、貸金の存在や額の立証ですが、手帳の記載内容や体裁を見たうえでの判断となりますので、弁護士に相談したほうが良いでしょう。弁護士回答の続きを読む
この質問に関連する法律相談
祖父には正妻と妾がおり、妾の子供を正妻が死亡後養女にしています。30年前(正妻死亡後)に正妻側の縁者に大地主がいましたが、他に血縁者がいなかったので、祖父と父が話し合いにより、父がすべてを相続しました。今になって、まだ相続漏れとなった土地が見つかり、この...
相談者は長男
今年4月に父が亡くなり、四九日も終わり、遺産分割協議書と使用貸借契約書の案を作成し、後妻に渡しました。
同じ敷地内に亡き父と後妻が(実家)に住んでいました。長男は実家の目の前に一軒家を構えて家族と暮らしています。
遺言書の...
4人兄弟の次男なのですが、父が死去し(母はすでに死去)、父の遺産として、A土地が残されました。
父はこの土地を買った時、長男の名義で登記をしており、長男は当時まだ大学生だったので、土地を買うお金は一切出していませんでした。
父は遺言を残していなかった...
叔父夫婦には子供がおりません。叔母は再婚で元のご主人との間に2人の子供がおりますが叔父夫婦の養女にはなっておりません。
叔父には生存の兄弟が3人、亡くなった兄弟に子供が2人います。
2,3年前から叔父が認知症になり、その為かどうか叔母がうつ病になり、...
遺産分割協議で合意し不動産を相続することになりましたが、いくら言っても印鑑証明をだしません。このような場合、訴訟で「意思表示に代わる判決」を出してもらう以外に良い方法はありますか?
自分には現在の妻と結婚する前に別の妻(前妻)がおりました。
その前妻との間には1人の子もいます。
離婚後、前妻は別の男性と結婚・入籍しております。
(前妻との間の子も同時に籍を移し苗字も変えております)
自分は現在後妻とその間の子3人がお...
相続に関する法律ガイドを見る
遺産分割を弁護士に依頼する際の費用|費用内訳・費用相場を解説
遺産分割を行う際は、弁護士に依頼することでスムーズな対応が望めますが、依頼時は報酬金などの弁護士費用が発生します。なお、「すぐには費用が準備できない」という方でも、なかには対処可能な場合もあります。この記事では、遺産分割を弁護士に依頼する際の費用を解説します。続きを読む
遺留分の対象になる土地の評価額と評価方法|相続後にかかる税の知識
遺留分減殺請求をするにあたり、土地などの不動産は原則として時価で評価されることをご存知ですか?この記事では遺留分の対象になりやすい土地の評価額・評価方法を始めとした気になる情報をご紹介していきます。続きを読む
遺留分減殺請求で必要になる弁護士費用|依頼理由と探し方の解説
遺留分減殺請求を弁護士に依頼するとき、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?この記事では弁護士費用について具体的に、かつどうして弁護士に依頼したほうがいいメリット、弁護士の探し方を紹介します。続きを読む
特別受益と遺留分の関係|特別受益者に対する遺留分減殺請求の基礎知識
特別受益は、具体的相続分算定の際に考慮されるものですが、被相続人が特別受益を考慮することを免除する(持戻し免除と言います)こともでき、ある程度は被相続人の財産処分の自由と調整が図られていますが、遺留分算定の際にはこのような免除は認められていません。続きを読む
相続放棄で親の借金は回避可能 | 相続放棄手続きに必要な知識と手順入門
相続放棄が必要なケース、手続きの具体的な流れ、相続放棄をするデメリットについてご紹介します。続きを読む
遺留分の放棄は生前にもできる|遺留分放棄の具体的な流れと注意点
遺留分は、兄弟姉妹を除く法定相続人に認められた最低限の遺産の取り分のことを言いますが、権利者の意思によって放棄することもできる一方で、被相続人が生きている間は無制限に放棄が認められるわけではなく、一定の手続きをしなければ放棄できないようになっています。 続きを読む